
法隆寺のような古い木造建築物が
残っていることからも分かるように、
木材はとても優秀な建築材料です。
残っていることからも分かるように、
木材はとても優秀な建築材料です。
構造材としてはもちろん、
仮設材、仕上材、家具材など、
あらゆるシーンで使われています。
仮設材、仕上材、家具材など、
あらゆるシーンで使われています。
木材も樹種によって特徴が異なるので、
その樹種の特徴(性質)を理解して
用いることが大切です。
その樹種の特徴(性質)を理解して
用いることが大切です。


木材は葉の形状から区別し、
針葉樹と広葉樹に大別されます。
針葉樹と広葉樹に大別されます。
針葉樹は針のように先がとがった細い葉を持った木で、
軟らかく、軽量で強度があって加工性に優れているため、
構造材、内装材、造作材などに幅広く使われています。
軟らかく、軽量で強度があって加工性に優れているため、
構造材、内装材、造作材などに幅広く使われています。
松、杉、桧が代表的です。
広葉樹は平たい丸みをおびた葉を持った木で、
硬く、豊かな木目模様の美しさが特徴で、
内装材、造作材、家具材などに使用されます。
硬く、豊かな木目模様の美しさが特徴で、
内装材、造作材、家具材などに使用されます。
ナラ、ケヤキ、桜が代表的です。




木材の主な長所として、軽くて強い、加工しやすい、
乾燥後の耐久性が高いといったことが挙げられます。
乾燥後の耐久性が高いといったことが挙げられます。
木材に含まれる水分は伐採後に徐々に失われていき、
強度が増す一方で粘り強さは低くなります。
強度が増す一方で粘り強さは低くなります。
また乾燥が進んでいくと不均一な収縮や
ひび割れを生じるので、
含水率15%程度まで乾燥させた気乾状態の
木材を使用することをお勧めします。
ひび割れを生じるので、
含水率15%程度まで乾燥させた気乾状態の
木材を使用することをお勧めします。
また湿度の高いところでの木材の使用は、
腐朽菌やカビが繁殖してしまい、
耐久性が低下するので、湿度管理が大切です。
腐朽菌やカビが繁殖してしまい、
耐久性が低下するので、湿度管理が大切です。
コンクリートの基礎と接している木質土台は、
コンクリートからの水質分の放湿で
土台の含水率が高くなりやすいので、
キソパッキング工法で絶縁するといった対策が必要です。
コンクリートからの水質分の放湿で
土台の含水率が高くなりやすいので、
キソパッキング工法で絶縁するといった対策が必要です。

(Joto.com)