気楽な独り言

(有)山野工務店を経営。 国産材を使い、職人の手作りにこだわった家造りをしています。 新築住宅やリフォームなどの事例をご紹介します。 また時々好きな旅行の記事や日々の出来事なども投稿していきます。

2009年11月

木造軸組工法の魅力 Part09:火をてなずける

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  Part09:火をてなずける

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  木は、燃える事によって人間を守ってきました。

  木は、建築材料や道具に使われ、もう使い物にならなくなると
  燃料としてその使命を全うし、灰は土に撒かれ良質な土壌を形成し、
  発生したCO2は次の世代の木に取り込まれてきたことは、
  みなさんご存じのことでしょう。

  昔の人は、木の特性を活かして、火をコントロールしてきました。

  合掌造りの囲炉裏の上に、火天(ひあま)という天蓋が設けられていますが、
  これは、上下させることによって温風を調節する伝統的な暖房システムです。

  夏には火天(ひあま)を上げて熱を拡散し、
  最も寒い冬の日には大人が少し背をかがむくらいに火天(ひあま)を下げて
  背中に熱を回すそうです。

  木は260℃前後で引火するので、その温度にまで達しなければ燃えませんが、
  そんな値は知らなくても、火天が燃えないと言うことを経験値で知っていたのは、
  火をてなずけている良い例でしょう。

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  また、木は、他の化学製品と違い、自力で燃焼を進めていくことが苦手です。

  同じ可燃物であっても、例えば、ポリウレタンなどの可燃物だったら、
  1箇所に火を付けるとその物自体の自己燃焼力によって燃え続けます。

  しかし、木材は火が付いたと思って放置しておいても
  自然消火してしまうことが多く見られます。

  これは、自己燃焼力が弱いからです。

  アウトドアで、たき火に最初の火種を作ることが大変なのは、
  こんな木の特性があるからです。

  こんなことから、ポリウレタン等の材料と比べて、
  木は、大事故になる前に自然消火しているものが多いと言えます。

  あってはならないことですが、万が一、火災になってしまった場合、
  発見者は誰しも火を消すことに必死になります。

  しかし、消火活動に夢中になって避難の時期を逃してはいけません。

  初期消火で肝心なことは、避難時期の見極めです。

  火が天井に移ってしまう前に避難をする事が重要です。

  煙で天井が見えなくなってきたらすぐに避難しましょう。

  そして、その避難の際に、木はまたその強みを発揮します。

  木が避難時間をかせぐからです。

  (きすみふぁみりー)

もう一つのシンドローム

  最近「メタボ」ならぬ「ロコモ」という言葉が新たに注目を集め始めています。

  ロコモとはロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略語で、骨や筋肉、関節など
  体を支え、動かすための運動器の障害により介護が必要になる状態のことを言います。

  平成19年に日本整形外科学会により提唱され、まだ研究が始まったばかりですが、
  その危険性はメタボに引けをとりません。

  ロコモの要因となる病気には、骨の強度が低下する「骨粗鬆症」、
  関節の軟骨がすり減り痛みが出たりする「変形関節症」、
  神経の通り道である脊柱管が狭くなり、神経の通りが悪くなる「脊柱管狭窄症」
  などがあります。

  このうち骨粗鬆症と変形関節症だけでも推計患者数は約4700万人もいるため、
  ロコモは国民病とも言われています。

  しかし直接的に生命に危険を与えるものではなく、自覚症状もないことから
  軽視されがちなこのロコモですが、元気で長生きするためには、
  しっかりと予防しておかなければいけません。

  自分がロコモかどうか点検する「ロコチェック」というものがあるようです。

  点検項目は、片脚立ちで靴下がはけない、家の中でつまずいたり、滑ったりする、
  階段を上るのに手すりが必要、横断歩道を青信号の間に渡りきれない、
  15分くらい続けて歩けない、の5つがあります。

  1項目でも当てはまればロコモの可能性があり、持続的に症状がみられる場合は
  医師の診断も必要です。

  そこで、ロコモを予防するためのトレーニング、「ロコトレ」を紹介させて頂きます。

  骨の強度が弱まるのを防ぐと共に、バランス能力を鍛えて転倒しにくくする
  「開眼片足立ち」と、お尻や太ももの筋肉の訓練をする「スクワット」など
  簡単にできるトレーニングです。

  支えがないとできない場合は机に手を置くなどして、自分のペースで行うことが大切です。

  特に50歳を過ぎてから筋肉が落ちるため、最も予防が必要のようです。

  元気で長生きするために、骨や関節も鍛えてみられてはいかがでしょうか。

  何事も積み重ねが大切です。

  (あるる)

福岡 湯ノ迫温泉 ひとの港 太平楽

11月27日 湯ノ迫温泉 ひとの港 太平楽

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  小倉の帰り、中津の先にある
  湯ノ迫温泉 太平楽の家族湯に
  入ってきました。

  今まで、前を何度も通りましたが
  中国風の派手な外観が気になっていました。

  平日だったからか、4室の家族湯は
  3室が空いていました。

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  こじんまりとした脱衣所は
  広い洗面台があり、
  使いやすく機能的にできています。
    
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  内湯は、腰壁や浴槽に石が貼られ、
  壁や浴槽の枠に桧材が使われていました。

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  1回ごとに入れ替えるお湯は
  新鮮で気持ちよく入浴できました。

  アルカリ性のお湯は、塩素臭は
  若干ありましたが、
  独特のヌルヌル感がありました。

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  浴槽のお湯が減ると自動的に
  お湯が勢いよく注がれます。

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  今回は露天風呂付の部屋に入りました。

  景色は、空しか見えませんでしたが、
  石がふんだんに使われ、
  感じの良い浴槽になっていました。

  少し寒い外気の中で、
  適温に調整されたお湯の中で
  60分の制限時間一杯
  ゆっくりと浸かりました。

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  露天風呂付 1時間 ※30分追加料金:600円 2,200円
  内風呂のみ 1時間 ※30分追加料金:600円 1,800円
        (2名様の入浴料金込み)
  追加 大人:600円・小学生:300円・幼児:無料

  泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性温泉)
  泉温:地下1,300メートル 49.8度
     地上 35.5度
  効能:美肌効果、神経痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消火器病など

西日本トータルリビングショー

11月27日 西日本トータルリビングショー

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  第29回 西日本トータルリビングショー
  が小倉の西日本総合展示場で行われていましたので
  夫婦で見学に行ってきました。

  毎回、新しい情報が沢山あり、今回も期待していきましたが
  会場の半分が西日本国際福祉機器展になっていて
  リビングショーの規模は前回に比べると
  小さくなっていました。

  その中で九州や中国地方独自の出展などもあり、
  いろいろと楽しい企画も多くありました。

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  今回、注目したのは
  石州瓦のセラミカという会社の
  超低勾配瓦「ユーロジェイ」。

  瓦の雨水の巻き込みを防いで
  水を前方に飛ばすなど
  2寸勾配も可能だと言う製品でした。

  そのほか、家具で有名な大川から
  大川総合インテリア産業振興センターのコーナーがあり、
  何社かの家具や建具が出展されていて
  組子や彫刻の入った見事な製品を見る事ができました。

  桐や欅などで作られ、漆で仕上げられた
  テーブルや椅子、ベッドなど実際に触って
  座ったりして、その素晴らしさを体験することができました。

  全体的には、例年に比べこじんまりとした
  リビングショーでしたが、今年もいろいろと
  勉強させられました。
  

  

早朝セミナリー最終レッスン ヨハネの黙示録20~22章

11月27日 ヨハネの黙示録20~22章

  4月から始まった新約聖書の早朝セミナリー
  (月~金 6:00~6:45)も、
  最後のレッスンになりました。

  今日、学ぶヨハネの黙示録22章に関して
  十二使徒 ラッセル・M・ネルソン長老は
  次のように語っています。

  『結婚初期のミネアポリスに住んでいたころの話ですが
  ある日の午後, 時間ができたので,2歳になる娘と
  遊ぶことにしました。

  わたしたちはミネソタのある美しい湖を訪れ,
  小さなボートを借りました。

  そして岸からかなり離れた所までこいで行き,
  オールを置いて穏やかな景色を楽しんでいました。

  すると突然, 娘が片足をボートから出してこう言うのです。

  「パパ, 降りる時間だよ。」

  わたしたちはとっさに娘をつかまえ 説明しました。

  「あのね, まだ降りる時間じゃないんだよ。

  無事に岸に着くまでは降りちゃいけないんだよ。」

  娘は, 岸に着く前に降りれば大変なことになると
  何度も言われて,ようやく納得しました。
   
  子供たちがそのような危険を冒すのは,
  単に親が持っている知恵を身に付けていないからです。

  天の御父の子供であるわたしたちも同じように,
  御父が望んでおられる終着点に到着する前に,
  愚かにも「ボートから出よう」と考えることがあります。・・・・・

  神からの祝福が得られるかどうかは常に,
  その祝福がかかわる律法に従順かどうかに左右されます。

  先ほどの我が家の話に当てはめてみましょう。

  わたしたちはまず, 主とともに「ボートに乗る」必要があります。

  それから,主と一緒にボートにとどまらなければなりません。

  こうして, 決められた時が来るまで
  「ボートから降りる」ことをしなければ,
   主の王国に着き, 高く上げられて永遠の命を得ることができます。』

  (聖徒の道1997年7月号)
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