●大切なぬくもり
徐々に朝晩冷え込む日が増えてきて、
徐々に朝晩冷え込む日が増えてきて、
冷え性に悩む方には辛い季節となりました。
成人の2人に1人は冷え性で悩んでいるとも言われており、
最近では男性でも冷え性に悩む方が増えているようです。
しかし、西洋医学には冷え性という診断名はなく、
冷え性を自律神経失調症のひとつとして扱うため、
冷え性を自律神経失調症のひとつとして扱うため、
冷え性専門の治療方法がないというのが現状です。
ただ、「冷えは万病の元」という言葉があるように、
ただ、「冷えは万病の元」という言葉があるように、
むくみや肩こり、肌荒れなどから動脈硬化まで、
冷え性は様々な体の不調の原因となります。
それゆえに何とかしたいと思われている方も多く、
冷え性関連のグッズや書籍も多く販売されています。
冷え性の対策として、血行を促進させる成分を含んだ
唐辛子や生姜などを利用した食事療法、
体を芯から温めるお風呂、他にもツボを刺激することや
運動をすることなどが行われています。
調べてみると数多く存在する冷え性対策ですが、
今回、調べていて気になった冷え性対策、
「イトオテルミー療法」を体験してきました。
イトオテルミー療法は、80年以上前から行われている
イトオテルミー療法は、80年以上前から行われている
日本独自の民間療法です。
この療法では、体を温めることで血液やリンパ液の巡りを良くし、
体が本来持つ自然治癒力を高めて、病気の予防や疲労回復を図ります。
この療法で主に用いるのは、万年筆くらいの大きさの金属管と
8種類の生薬からつくられた線香状のテルミー線の2つ。
点火したテルミー線を中に入れた金属管で皮膚を撫でたり、
押し当てたりすることで温熱刺激を与えます。
私がイトオテルミー療法を受けた後には、
金属管から伝わる心地よい温かさで体もすっかり温まり、
気になっていた肩こりも和らいでいました。
また、治療する過程で悪い所が体に赤みとして出たり、
熱を強く感じたりするのですが、
先生に肩こりだけでなく虫歯まで言い当てられたことには驚きました。
イトオテルミー療法は器具さえあれば自分でも施術できるそうです。
イトオテルミー療法は器具さえあれば自分でも施術できるそうです。
自身で手の届かない部分は、家族でかけ合うと
体だけでなく心も温まるスキンシップになるかもしれません。
ちょっと風変わりな名前の療法ですが、
イトオは開発者の苗字である伊藤から、
テルミーはギリシャ語で「温熱を利用した療法」という意味を持つそうです。
今年の寒い冬を元気に過ごすために、皆様はどうやって体を温めますか。
(あるる)