気楽な独り言

(有)山野工務店を経営。 国産材を使い、職人の手作りにこだわった家造りをしています。 新築住宅やリフォームなどの事例をご紹介します。 また時々好きな旅行の記事や日々の出来事なども投稿していきます。

2011年01月

森林のことをもっと知ろう!森林に親しもう!2011年は「国際森林年」

森林のことをもっと知ろう!森林に親しもう!2011年は「国際森林年」

そもそも「国際森林年」とは?

   今年の国際森林年は、2006年に国連総会で定められたものです。
 
   目的は世界の人々に、森林の持つ価値を見直しつつ、森林を未来に残せるよう、
   森林の保全や管理、開発に関して、意識を高めてもらうことです。
 
 
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世界の陸地面積のうち3割が森林
(写真は世界一の森林大国フィンランド。国土の74%を森林が占めている)
 

森林の持つ価値とは

   文明が始まった当初より、森林は人類にとって欠かせないものであり、
   私たちは、今も森林からさまざまな恩恵を受けています。
 
   みなさんは、森林から受けている恩恵を感じますか?
 
   あまり感じないという方は、森林が世界中からなくなったら、
   どうなるか考えていただくと実感がわくかも知れません。
 
   例えば、世界の森林がなくなったらという想定に対して、
   次のような答えが考えられます。
 
   「森林で生活するたくさんの動物・植物が生息の場所を失う」
   「山崩れ、洪水などの災害が頻繁に起こる」
   「土砂が流出して海や川などにすむ生き物が生きられなくなる」
   「世界中が砂漠のようになる」
   「CO2の吸収源がなくなり地球温暖化が一段と進む」
   「食物連鎖の生産者・植物が少なくなり、人間など高次消費者を支えられなくなる」
   「台風、大雪、熱波、寒波など激しい気象現象が起こりやすくなる」
   「降水が浄化されず、おいしい水が飲めなくなる」
   「人間の生活に不可欠な資材である木材が生産できなくなる」…など

   世代や立場によりさまざまな答えがあると思いますが、
   いずれにしても森林は私たちが生活する環境を
   整えてくれていることがわかると思います。
 
   さらに考えを突き詰めていくと結局「森林がなければ、
   私たち人間も生きていけなくなる。」という結論になると思います。

   日本学術会議で、日本の森林の持つ価値を貨幣換算したところ、
   1年間で70兆円以上。日本の年間国家予算に近い額になります。
 
   森林の持つ価値を見直し、未来の世代のためにも、
   大切な森林を残せるよう、人々の意識を高める
   きっかけづくりのために定められたのが「国際森林年」です。
 
   今年は世界各地で、森林減少・森林の劣化防止などの事業が
   実施される他、植樹・森林祭・スポーツ大会などのイベントが予定されています。
 

 

国際森林年のシンボルマークは「人々のための森林」

   こちらが国際森林年のシンボルマークです。 何が象徴されているかわかりますか?
 
イメージ 2
 
 
   まず、ロゴマークの中心に人間が描かれています。
 
   これは未来に残せる森林の保全や管理、開発は
   人間が中心的な役割を担っており、
   森林を生かすのは人間次第ということを象徴しています。
 
   そして、森林によってもたらされる恩恵が
   人間のまわり(360度)に描かれています。
 
  ・【家】
    =森林は人々に住環境を提供し、保護を与えてくれること。
  ・【動物】
    カモシカ(ほ乳類)、カモ(鳥類)、イモリ(は虫類)、葉(植物)
    =森林は、多様な生物の住処となること。
  ・【りんごと薬のビン】
    =森林は食料と医療品の源であること。
  ・【川】
    =森林は生命に必要な水を供給するとともに、
    雨水や雪解け水を蓄え、洪水を防いでくれること。
  ・【雲と雨】
    =森林が地球温暖化やハリケーン、猛暑、大干ばつなどの
    異常気象を緩和し、安定した気候を維持してくれること。
    森林の木々は、CO2を吸収したり、
    土壌に蓄えられている水を根から吸い上げ、
    蒸気として空気中放出しています。
    このため急激な気象変動を緩和してくれます。

日本のテーマは「森を歩く」、願いは「木づかい」

   平成22年12月16日に、第1回 国際森林年 国内委員会が開催されました。
 
   委員は、草野 満代さん、坂本龍一さん、沼田早苗さん、
   養老孟司さん、C.W.ニコルさんなど各分野のスペシャリスト14名。
 
   そうそうたるメンバーで議論が交わされました。
 
   その結果を受けて、農林水産省では「国際森林年のテーマ」
   次のようにテーマを決定いたしました。


「森を歩く」
~未来に向かって日本の森を活かそう~
~森林・林業再生元年~

   農林水産省によると「このテーマには、国民の皆さんに、
   森林への理解を深める入り口としていただくとともに、
   暮らしの中に森林や木材を取り入れていただけるように
   との期待も込められています。」とのこと。
 
   つまり「木づかい」への期待が込められています。
 
   (木づかい友の会通信)

歩く × 杖 

 ●歩く × 杖 

  平成18年の内閣府の調査によりますと、
  日本のウォーキング人口は4000万人を超えており、
  実に3人に1人が歩くというスポーツの愛好家となっています。
  ウォーキング人口は年々増加しているのですが、
  これには健康志向の高まりや
  ウォーキングのイメージ向上があるようです。
 
  ウォーキングといいましても、様々なウォーキングがあります。
 
  街歩き、山歩き、ゆっくり長く歩く、心拍数を上げる早歩きなど、
  様々ありますが、今回は両手にポールを持って歩く
  ノルディックウォーキングをご紹介します。
 
  日本での人口はまだ約4万人ですが、人気は広がりつつあります。

  ノルディックウォーキングの歴史は1930年代初めに
  フィンランドのクロスカントリースキーの選手が、
  夏合宿のトレーニングとして行ったことが始まりです。
 
  ヨーロッパを中心に徐々に広まり、
  日本に初めて紹介されたのは1998年です。
 
  その翌年、北海道大滝村で本格的に導入され全国へと広まりました。
 
  現在はノルディックウォーキングの協会や連盟が中心となり、
  全国各地でイベントが開催されています。

  ノルディックウォーキングは全身の約90%の筋肉を使うため、
  消費エネルギーは通常のウォーキングよりも
  2割から4割増しになります。
 
  また、歩く姿勢も正しく保たれるため、
  肩こりの解消や予防にも効果的です。
 
  このウォーキングにはポールが欠かせませんが、
  ポールの長さの目安は身長×0.68cmで、
  肘を90度に曲げた時に
  地面にポールが着くぐらいの長さです。
 
  歩き方の基本は、
  普通の歩行動作に合わせてポールを地面に着くのですが、
  その位置は前後に開いた足の中間辺りとなります。
  この他にもいくつかの正しい基本動作があり、
  それらによって様々な効果が得られますので、
  ノルディックウォーキングを始められる際は、
  専用のポールの正しい使い方など、
  一度は正しい指導を受ける方が良いそうです。

  ポールを使うことで楽な運動のようにも見えますが、
  得られる効果は高く、
  新たに始めるには手軽なものと思います。
 
  身体の健康を考えると一日に歩く目安は
  1万歩といわれておりますが、
  ノルディックウォーキングであれば6000~8000歩で
  同様の効果が得られることになります。
 
  運動不足になりがちなこの季節に年末年始の分もまとめて、
  効率的にカロリーを消費されてみてはいかがでしょうか。
  (あるる)

福岡 大任町 さくら温泉 しじみの郷

1月29日 さくら温泉 しじみの郷
 
イメージ 1
 
仕事が終わって
妻と一緒に温泉に行ってきました。
 
今回行ったのは
福岡県大任町にある
道の駅 おおとう桜街道の
「さくら温泉 しじみの郷」です。
 
昨年10月にオープンし
しばらくは多くの車で
混雑していた道の駅も、
この日は土曜日にもかかわらず
スムーズに入れました。
 
イメージ 2
 
すっかり暗くなった
温泉施設への道は
このようにイルミネーションで
ライトアップされていました。
 
イメージ 3
 
何故かクリスマスの
イルミネーションもまだ残っていて
寒い夜に
ほほえましい光景を
感じながら
温泉に入った後も
ゆっくりと過ごすことができました。

玄関ポーチコンクリート打ち

1月27日 玄関ポーチコンクリート打ち
 
イメージ 1
 
基礎工事の残っていた
最後の工事
玄関ポーチの
コンクリート打ちが
行われました。
 
イメージ 2
 
28日には
パネルが外され
真砂を敷き
玄関周りの工事も終わり
基礎工事が完了しました。
 
イメージ 3
 
作業場から土台が
運び込まれ
2月から土台を組み立てる
工事に入ります。

長府木材市 定例市

1月28日 長府木材市 定例市
 
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1月後半の長府木材市が行われ
参加してきました。
 
初市ほどではありませんでしたが
20名程度の業者が集まり
長府にしては
まずまずの人数でした。
 
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山口で揃えなかった
間柱を1山購入しました。
 
4ヶ月近く前に
入った材料で
結構乾いているようでした。
 
作業場で更に
乾燥させて使います。
 
イメージ 3
 
桧の5mの盤木が
出ていて
買い手がなかったので
購入しました。
 
節のない板も何枚かあり
十分使えそうな材料でした。
 
階段の段板や側板に
使う予定です。
 
イメージ 4
 
同じく階段に使えそうな
2mの盤木が
安く手に入りました。
 
なかなか巾広の
桧の板は出てこないのですが
今回はいろいろと揃っていました。
 
イメージ 5
 
ただし競りそのものは低調で
倉庫の中でも
売れ行きは良くありませんでした。
 
欲しい物はありましたが
現在作業場の倉庫も
結構材料で埋まっていて
入れるところがあまりないので
必要な物以外は次回以降にしました。
 
今回は、桧の盤木、間柱だけ
購入して帰りました。
 
 
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