気楽な独り言

(有)山野工務店を経営。 国産材を使い、職人の手作りにこだわった家造りをしています。 新築住宅やリフォームなどの事例をご紹介します。 また時々好きな旅行の記事や日々の出来事なども投稿していきます。

2013年03月

外壁貼り替え工事 工事再開

3月30日  外壁貼り替え工事 工事再開
 
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サイディング追加注文分の
搬入が遅れ、
3日ほど工事が
中断していました。
 
サイディングが入り、
サイディング貼り工事が
再開しました。
 
イメージ 2
2面まで貼ることができましたが、
まだまだ複雑な壁面が
残っています。

遣り方

3月29日  遣り方
 
イメージ 1
 
基礎工事に先立ち、
遣り方を行いました。
 
建物の周囲に杭を打ち、
 
イメージ 2
 
レベルを見て、
基礎高さに合わせた位置に
貫き板を打っていきます。
 
狭い敷地の中で建てるため、
塀や建物にも
貫き板を取り付けました。
 
イメージ 3
 
基礎がある位置を、
貫き板に書いていき、
遣り方が完了です。
 
イメージ 4
 
来週から、
基礎工事に
取り掛かる予定です。
 
 
 
 

キッチン流し台取り付け

3月29日  キッチン流し台取り付け
 
イメージ 1
 
キッチンの壁板貼り工事が
終わりました。
 
イメージ 2
以前から使われていた
システムキッチンの流し台(天盤)を取り付け、
周囲の壁板を貼りました。
 
キッチン台は、
無垢板で作成します。
 
イメージ 3
 
現在、勝手口の壁板貼りを
行っています。
 
 

「木材利用ポイント」4月1日スタート

「木材利用ポイント」4月1日スタート!

国産材の利用促進による循環型社会の形成が目的
 
  2009年にエコポイント制度が始まり、
  家電製品の購入等で利用された方もいらっしゃると思います。
 
  エコポイントは環境に負荷をかけない家電製品の普及とともに、
  地球温暖化対策の推進や経済の活性化を目指すものでした。
 
  そして、今年4月1日からは、エコポイントの木づかい版とも言える
  「木材利用ポイント」制度がスタートします。
 
  地域材(国産材等)の利用促進による
  森林の適正な整備 ・保全、地球温暖化防止、循環型社会の形成、
  地域経済の活性化を目指します。
 
  ポイント付与の対象は、木造住宅の新築や増築、
  内装、木製品、ペレットストーブ等で、
  製品に使われている地域材の利用量
  (材の使用量や建築工事の面積など)に応じて付与される予定です。
 
  ポイントが付与される製品については、
  木材・木製品製造業者、工務店等の施工業者等により
  供給される製品で、今後、具体的に発表される予定です。
 
  交換レートは1ポイント1円相当。
 
  交換できるものは地域の農林水産品や旅行、商品券、プリペイドカードなど。
 
  他にも、森づくりや木づかいに対する寄付、
  住宅等の工事費用等への即時交換などが検討されています。
  

木材利用ポイント事業の内容

 (1)事業目的
 
  地域材の適切な利用を確保することは、
  我が国における森林の適正な整備・保全、地球温暖化防止
  及び循環型社会の形成に貢献し、
  農山漁村地域の振興に大きく資するものです。
 
  このため、関係者による地域材の需要拡大の取組を促進し、
  地域材需要を大きく喚起する対策として、
  地域材の利用に対してポイントを付与し、
  第一次産業をはじめとした地域産業、
  ひいては農山漁村地域経済全体への
  波及効果を及ぼす取組への支援を行います。
 
 (2)木材利用ポイントの付与対象
 
  地域材の利用拡大に取り組む登録工事業者等により
  工事又は製造された以下のものに木材利用ポイントを付与します。
 
  ①木造住宅の新築、増築又は購入
  • 「対象工法(※1)」によるものであり、主要構造材等において、
  • 過半に相当する量以上の対象地域材(※2)を使用するもの
  • 使用する対象地域材の産地及び樹種を看板等により広く表示するもの
   ※1 対象工法:樹種又は地域を示して定める以下の工法のほか、
     事業目的に照らし適切と認められるもの
     (対象地域材の十分な活用、住宅の施工や材の調達・加工等を通じ
     地域の雇用、経済に対して大きな波及効果があることが明らかなもの)
  • スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツ、アカマツ、クロマツ、リュウキュウマツ
  • 又はアスナロを主要構造材等として過半使用する木造軸組工法
  • スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツを主要構造材等として過半使用する丸太組構法
  • スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツを主要構造材等として過半使用する枠組壁工法
  ※2 対象地域材:1)及び2)のいずれも満たすもの
   1) 以下のア~ウのいずれかの木材(産地等が証明される木材)
     ア 都道府県等により産地が証明されるもの
     イ 民間の第三者機関により認証された森林から産出されるもの
     ウ 「木材・木材製品の合法性、持続可能性の証明のためのガイドライン」
       (林野庁)に基づき合法性が証明されるもの
 
   2) 資源量が増加しているものして、あらかじめ定める樹種
     又は事業目的に照らし適切と認められる樹種であること
     (対象地域材が使用されることを通じ、地域の雇用、経済に対して
     大きな波及効果があることが明らかなもの。)
  • スギ、ヒノキ、カラマツ、トドマツ、アカマツ、クロマツ、リュウキュウマツ及びアスナロ
  ②内装・外装木質化工事(住宅の床、内壁及び外壁)
 
    対象地域材が過半を占める建築材料を使用する一定面積以上
    (床及び内壁では9㎡以上、外壁では10㎡以上)の工事
 
  ③木材製品、木質ペレットストーブ等の購入
 
    対象製品、木材利用ポイントの付与数等については、
    現在検討中であり、4月以降改めて周知します。
 
  (3)木材利用ポイントの付与数
 
    ①木造住宅の新築、増築又は購入 1棟当たり30万ポイント。
     ※ 特定被災区域の住宅であって、「全壊」等と認定された場合等は、
       1棟当たり50万ポイント。
 
    ②内装・外装木質化工事(住宅の床、内壁及び外壁)
  •  木質化工事の行われた床及び内壁については、
  •  1棟当たりの面積がそれぞれ9㎡以上、
  •  木質化工事の行われた外壁については、
  •  1棟当たりの面積が10㎡以上のものについて、
  •  以下の区分で木材利用ポイントを付与。
(新築)
9㎡ 2.1万ポイント
以降3㎡増えるごとに7千ポイントを加算
(リフォーム)
9㎡ 3万ポイント
以降3㎡増えるごとに1万ポイントを加算
内壁
(新築)
9㎡ 1.5万ポイント
以降3㎡増えるごとに5千ポイントを加算
(リフォーム)
9㎡ 2.1万ポイント
以降3㎡増えるごとに7千ポイントを加算
外壁
(新築/リフォーム)
10㎡ 1.5万ポイント
以降10㎡増えるごとに1.5万ポイントを加算
  • 内装及び外装木質化工事の合計ポイント付与数の上限は30万ポイント。
  (4)申請方法等
 
   ①木材利用ポイントの発行申請方法
 
    木材利用ポイントの発行申請は、木造住宅若しくは内装・外装木質化の
    工事発注者又は住宅購入者(代理の者による申請も可能)が
    申請書類に必要事項を記入し、
    事務局が設置する申請窓口に郵送する方法で行うものとします。
 
    なお、発行申請は木造住宅が竣工した時点
    (建売住宅を購入する場合は木材利用ポイント発行対象者が購入した時点)
    又は内装・外装木質化の工事が完了した時点で行うことができます。
 
   ②木材利用ポイントの交換申請書類
 
     木材利用ポイントの発行対象である工事の実施
     又は製品を購入したことが確認できる書類
     (事務局が定めた工事証明書及び納品証明書、
      工事請負契約書の写し、竣工写真、領収書の写し等)、
     申請者の確認ができる書類等の提供を求める予定です。
 
  (5)木材利用ポイントの交換商品
 
    ①地域の農林水産品等
    ②農山漁村地域における体験型旅行
    ③地域商品券、全国商品券・プリペイドカード
     (食品・食事券(お米券・お肉券等)を提供する事業者以外は、
     森林づくり・木づかい活動に対する寄附を要する。)
    ④森林づくり・木づかい活動に対する寄附
    ⑤特定被災地域に対する寄附
    ⑥即時交換(木材利用ポイント対象の工事以外の
     木材を使用した工事の費用に充当)
 
    ※ 全国商品券・プリペイドカード
     (お米券・お肉券等事務局が別に定める食品・食事券は除く。)
      への交換、即時交換を行う場合は合計で、木材利用ポイントの50%が上限。

交わったのち渉りあう

 ●交わったのち渉りあう

  環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉、
  これまで功を奏してきた「アベノミクス」の正念場、
  試練になるとの声が聞かれます。
 
  国益確保のために「聖域」を設けるという日本の主張に対し、
  交渉参加国は日本市場の閉鎖性を批判しており、
  交渉が難航することは避けられないようです。
 
  先週、TPPに関する主要閣僚会議の初会合が開かれ、
  その結果、TPP政府対策本部は、交渉・調整のために
  100人体制を敷くと決めました。
 
  日本には経済力はあるが外交力、交渉力がないと
  言われて久しいですが、歴史を遡れば、
  それらの能力に長けた人材の輩出は少なくありません。
 
  ただ、その時期は幕末や戦後間もないころに集中しています。
 
  逆に言うと切羽詰った状況にならないと
  人材は出現しないということかもしれません。

  川路聖謨(かわじとしあきら)という人物をご存知でしょうか。
 
  1801年、豊後国(大分県)日田の下級役人の子として生まれ、
  3歳で江戸へ移住、
  12歳で下級幕臣の川路家の養子となり家督を相続、
  17歳で勘定所(幕府の役所)に取り立てられ、
  51歳には幕府の重職である勘定奉行にまで栄達します。
 
  ちょうどこの頃に黒船が来航し、川路はロシアとの交渉を命じられ、
  プチャーチンと日露和親条約を結んでいます。
 
  プチャーチンは「日本の川路という官僚は
  欧州でも珍しいほどのウィットと知性を備えた人物であった」
  と書き残しています。
 
  また、随員のイワン・ゴンチャロフは
  「川路を私たちはみな気に入っていた。
  (中略)
  川路は非常に聡明であった。
  彼は私たちを反駁する巧妙な弁論をもって知性を閃かせたものの、
  それでもこの人を尊敬しないわけにはゆかなかった。
  彼の一言一句、一瞥、それに物腰までが、
  すべて良識と、機知と、炯眼と練達を顕していた。
  明知はどこへ行っても同じである」と評しています。
 
  その後川路は、安政の大獄によって蟄居を命じられ左遷、
  不遇ののち、江戸城明け渡しの際に拳銃で自決しています。
 
 
  TPP政府対策本部は「首席交渉官」を任命するようです。
 
  その首席交渉官の方には、今より厳しい状況下で交渉し、
  交渉中は敵となるにもかかわらず、
  その敵から賞賛を受けた先達に学び、交渉できる
  (=尊敬の念を抱かざるをえない)
  日本人として活躍してもらいたいものです。
 
  (あるる)
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