気楽な独り言

(有)山野工務店を経営。 国産材を使い、職人の手作りにこだわった家造りをしています。 新築住宅やリフォームなどの事例をご紹介します。 また時々好きな旅行の記事や日々の出来事なども投稿していきます。

2017年10月

研究者の悲鳴

  ●研究者の悲鳴
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  10月上旬に今年のノーベル賞受賞者が発表されました。

  日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏受賞が話題となりましたが、
  ここ数年必ず日本人が受賞していた自然科学部門では
  今回日本人の名前はありませんでした。

  この結果をたまたまだと言ってしまえばそれまでですが、
  携わる研究者達の経済的背景にまで視野を拡げると
  「今後日本からノーベル受賞者は出ない」という可能性すら見えてきます。

  「ご支援のお願い」・・・。京大iPS細胞研究所所長で
  ノーベル賞受賞者でもある山中伸弥氏が研究所HP上で
  そう訴えていたことが先日メディアでも取り上げられました。

  山中氏によると「iPS細胞実用化までの長い道のりを走る弊所の
  教職員は9割以上が非正規雇用です。

  これは、研究所の財源のほとんどが期限付きであることによるものです。」
  とのことで、昨今の企業でも顕著な「短期的業績の重視、非正規雇用の増加」
  がノーベル賞レベルの基礎研究においても傾向となっているのです。

  もちろん寄付により研究が支えられるのは美談ではありますが、
  変動する寄付金よりも長期安定財源の提供のほうが
  研究にも没頭できるというものです。

  では、その安定資金に関して現状はどうなっているのでしょうか。

  通常ノーベル賞を受賞するような研究は多くの場合、
  大学や研究所に身を置いた基礎研究であり、
  研究費は大学の研究資金や政府の補助金に頼ることになります。

  21世紀になってからの自然科学部門での日本人ノーベル賞受賞者は16人、
  その受賞時の平均年齢は68歳ですので、
  研究にもっとも没頭できる年代を30代から50代と考えると、
  大まかに1970年代から2000年代初頭あたりの研究が実った、
  というのが実情でしょう。

  当時はバブルをはさんだ時期で、大学に余裕があったと考えられますし、
  現在ほど短期的成果への偏重もなく、比較的研究資金が
  長期にわたって安定的に供給されていたと思われます。

  政府の取組としては、文科省が発表する資料である
  「科学技術関係予算等に関する資料」によれば、
  政府負担研究費割合は1980年から右肩下がりでしかも先進国最低水準、
  基礎研究費割合は低い水準で横ばい、となっています。

  これらを総合すると、今までのノーベル賞受賞者の研究最盛期に整っていた
  環境が、バブル崩壊と共に壊れ始め、それにもかかわらず政府の補助金は
  「財政問題」のせいで増えず、かてて加えてグローバリズムの跋扈により
  本来長期に根ざした環境が必要な基礎研究においても短期的成果が追及され、
  結果山中氏のような事態が発生している、ということではないでしょうか。

  資源が無い中で高い技術で発展してきた日本。

  その礎が崩壊する時が本当の危機なのかもしれません。

  (アルフィックス日報)

1階床 断熱材取付工事

10月30日  1階床 断熱材取付工事

イメージ 1

1階床の断熱材を取り付けました。

使用したのは、旭ファイバーグラスの
アクリアUボードピンレス80mm。

イメージ 2

これから、床下地材の
合板を打っていきます。





外出許可

10月29日  外出許可

イメージ 1


白血球数がまだ下がってないので
外出許可を頂き帰宅しました。

午前中は、教会に出席
2週続けて聖餐をとることができました。

午後は、家の中でのんびりと過ごし、
夕食、入浴後病院に戻りました。

これから抗がん剤の効果によって
免疫が落ちてくるので、
十分気をつけて毎日を過ごすつもりです。

今朝はまだ曇っていますが
今週は天気が良さそうなので
元気に頑張りたいと思います。



配管工事、建物内部状況

10月28日  配管工事、建物内部状況

イメージ 1

外壁、南面の
構造用合板貼り状況。

イメージ 2

内部の給排水の
配管工事も行われています。

イメージ 3

濡れていた基礎も十分乾き、
床に断熱材を入れる
準備が整いました。







近況

10月28日  近況

イメージ 1

今週は、2人退院して
現在2人部屋になっています。

残った一人も11月に入ると
無菌病室に移動、移植手術の予定です。

彼は、この日外泊、
プチ個室状態で1日を過ごしました。

イメージ 2

恒例(?)の土曜日の昼食は
見舞いに来てくれた妻と、
レストランで食べた後、
ドトールコーヒーで
インシュリン注射覚悟でデザート。

シュークリームと
ミックスベリーヨーグルトを
戴きました。

この日の血糖値は、
5回目の治療では、初めてのOUT!

今回の初インシュリンになって
しまいました。(^0^)


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