11月23日、教師会のため今週もレッスンは金曜日になった。127章、128章は死者のためのバプテスマについて書かれたジョセフ・スミスの手紙で、神殿のバプテスマフォントについて以下のように解説があった。
教義と聖約128:12-13 死者のためのバプテスマの儀式にはどのような象徴的な意味があるか
 ジョセフ・フィールディング・スミス大管長は次のように教えている。「主は,わたしたちの神殿のバプテスマフォントを基礎すなわち地表の下に置かれた。
 これには象徴的な意味がある。死者は墓の中に入っており,バプテスマを受けるわたしたちは死者のために働いているからである。さらに,バプテスマは死と復活の象徴であり,事実,罪の生活すなわち霊的な死から霊的な命の生活への復活である(教義と聖約29:41-45参照)。
 したがって,身代わりによってこの儀式が施されたとき,死者は神のもとに戻ったものと考えられる。これは,生者に適用されるのと同じ教義である。」(Church History and Modern Revelation『教会歴史と近代の啓示』2:332)
 バプテスマフォントの象徴は,生者にも意味がある。パウロは,人は肉につける(罪の多い)自分を葬らなければならないと教えた。すなわち,現在の自分を葬って新しい人になるのである(ローマ6:1-7参照)。この罪の「古き人」(ローマ6:6)は,墓に似たものとして設けられたバプテスマフォントの中に葬られ,新しく生まれた霊的な人間が,肉体の誕生に似せて水に完全に沈められた状態から出て来るのである(モーセ6:59-60参照)。