「あなたがたはすべて,
  ユダヤ人が自分たちに与えられた
  忌まわしい役割を次から次へと実行に移し,
  ついにイエスを十字架にかけ,
  その後も福音に反する行動を
  続けたことを知っているであろう。

  また,紀元70年にエルサレムが
  ローマの手に落ちたときに,
  彼らがそれまでの不信仰への代価を
  支払ったことも覚えていると思う。

  ローマの包囲攻撃が熾烈を極めたとき,
  110万のユダヤ人が死んだと
  ヨセフスは書いている。

  『……何万もの人々がとりことして捕らえられ,
  後に奴隷として売られたり,
  野獣や剣闘士のえじきにされたり,
  物見高いローマ人の慰み物になったりした。』

  ユダヤ人がイエス・キリストの福音を受け入れて
  生活を変えていたならば,
  このような崩壊や民の四散は
  避けることができたであろう。」

 ( マリオン・G ・ロムニー,『大会報告』1948年10月,pp.66-67)