そのうちホルムアルデヒド・クロルピリホスの使用が建築基準法により規制され、
2003年7月に施行されました。
その後、(財)建材試験センターが、学識研究者をはじめとする
「建材からのVOC放散速度基準化研究会」を立ち上げ、
トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレンの
4つのVOC(以下「4VOC」と記述)について、
各種建材の室内における放散性能の判断基準値と試験方法を、
「建材からのVOC放散速度基準」として制定しました。
上記に対応して、(社)日本建材・住宅設備産業協会をはじめとする各業界団体が、
木質建材等に関するVOC業界自主表示制度の運用を順次始めました。
今後、各業界基準に適合した製品については、
VOC放散性能の優良な製品選定の手助けとなるよう、
企業や団体により、「4VOC基準適合」自主表示が進められます。
今回、床材やケナボードの分野につきまして
業界自主表示制度の運用が開始されましたので、
各社がホームページで「4VOC基準適合」の表示を開始します。
尚、キッチン等のユニット製品につきましては、
2009年秋頃から業界自主表示制度の運用が始まる予定です。
(パナソニック)