世の中にはありとあらゆる色が溢れています。

  今、皆様の周りには何色がありますか。

  例えば、オフィスでは灰色や黒色が目立ち、
  居酒屋などでは赤や黄色などの暖色系が多く使われていることに気付くことでしょう。

  他にも、5月の新緑を見て落ち着いたことや秋の紅葉を見て食欲が出たことがありませんか。

  実は、落ち着くことや食欲増進などは色の効能による影響も多く、
  皆様が普段目にするこれらの色には、深い意味があるのです。

  その様々な色の効能をうまく使っている施設があります。

  例えば、冒頭で述べた居酒屋の場合、オレンジ系統の灯りがよく使われていますが、
  暖色系には食欲増進の効能があるようです。

  更に、暖色系に囲まれた環境で過ごす時間は、実際の時間より長く感じる効果があり、
  お店の回転率を上げる方法とも言われています。

  一方、青などの寒色系には逆の効果があり、実際の時間より短く感じるそうです。

  つまり、リラックス効果が生まれることで、長くいても疲れない環境と言えます。

  落ち着いてゆっくりと過ごしたい高級レストランやバーなどが寒色系と言えます。

 また、病院も上手く色を活用しています。

  病院には白色やピンクなどが多く使われていますが、
  一日に多くの患者を診察、治療する病院には最適な色なのです。

  なぜなら、白色の効能は病気の回復を早めると共に、幸福や清潔感を生み、
  ピンクは心身をリラックスさせる効果を持っているからです。

  つまり、居酒屋や病院などは目的に合わせて色を上手く活用していると言えます。

  しかし、色を上手く使っているつもりが悪影響を与えてしまう場合もあります。

  一般的なオフィスでは、灰色や黒色が多く使われており、
  灰色はグラデーションを使うと安定感をもたらします。

  しかし、バランスが悪いと窮屈に感じ、
  黒色が多用されていますとストレスを生むこともあるそうです。

  つまり、バランスが取れていない色使いは悪影響に繋がる可能性があるのも事実です。

  色彩が人体に与える影響は意外に大きく、寝室には緑やピンク、
  食卓の照明は暖色系にするなどその場に適した色使いが大切と言えます。

  色使いやバランスを間違えると寝つきが悪くなる、食欲が無くなる…など、
  健康が左右されると言っても過言ではありません。

  プラスイメージ、マイナスイメージ、心理作用、生理作用など、たかが色ですが、
  色が与える印象や効能は非常に大きいのではないでしょうか。

  (あるる)