「こころの時代」と言われて早数年、ストレスは多様化し、
  それに対応して様々な癒しが溢れています。

  安らぎを与え、心身のバランスを整える目的で、
  人の心と身体に深く働きかける色彩の効果を用いた、
  オーラソーマというカラーセラピーが今、
  注目されているそうです。

  現在、世界52カ国に広がり、
  欧米や日本を中心に人気を集めています。

  オーラソーマは1983年、英国のヴェッキー・ウール
  という薬剤師によって創始されました。

  上下2層の色に分かれた、色とりどりの107本の
  カラーボトルから、直感で惹かれる4本を選びます。

  無意識に選んだボトルの色は、上層が表層意識、
  下層が潜在意識というように自身の心理が精密に映し出され、
  選んだボトルとその順序から、
  今直面している課題や解決のヒント、才能や可能性、
  人生の目的や意義などを純朴に表現してくれるそうです。

  カラーボトルは天然の植物の色素で着色され、
  上層はエッセンシャルオイル(精油)、
  下層は水溶液から出来ていて、
  ハーブの抽出液が含まれています。

  選んだボトルにより精神状態を診断するだけではなく、
  眺めたり、傍に置いたり、香りを嗅ぐことで
  そのボトルの持つエネルギーを体内に取り込むことが出来ます。

  そうすることで、ストレスが軽減したり、
  身体の調子を整えたりと、心身ともに健康になれるそうです。

  このようなカラーケアシステムは最近になって発展しましたが、
  古代エジプトや古代中国の時代から「色」を使った治療が
  行われていたという記録が残っています。

  もちろん現代では科学的に実験が繰り返され、
  色彩学として発展し、その理論に基づき
  医療の場の環境作りや、都市計画などにも応用され、
  効果を上げています。

  オーラソーマは各地のサロンで診断してもらえますが、
  インターネットでも簡易な診断は出来ます。

  皆様も、オーラソーマでご自身の本質を再発掘、
  再認識されてみてはいかがでしょうか。

  (あるる)