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  北米や南米、西インド諸島、アフリカなどで
  ヨーロッパの石畳そのものが敷かれているのを
  見かけることがあります。

  とはいえ、高いコストをかけてこれらの国が
  輸入したわけではありません。

  ヨーロッパを中心として海外貿易が発達した
  17世紀頃から、ヨーロッパを出向する船は
  航行中姿勢の安定を図るため船底に
  バラスト(おもり)として新旧の石畳を
  載せることがありました。

  目的地に着くとそこで、石畳は重い荷物
  (なるべく比重の高いもの)と交換され、
  その港町や周辺の街道などに敷かれ
  陸送をも発達させる役目を担いました。

  今でも古くからある国際貿易港周辺で
  往時の石畳を見つけることができるかもしれません

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  (イエマガ)