●家族に優しい

  寒い日が続くため、ご家庭でも職場でも
  暖房器具を使われている方が多いと思います。

  暖房器具を使う際、乾燥を防ぐためには
  加湿器の併用は欠かせません。

  他にも暖房器具の効率を良くするために、
  様々な工夫をされている方も
  いらっしゃると思います。

  しかし、暖房器具や加湿器を
  フルに稼動するとなれば、
  電力を多く消費してしまいます。

  そこで今日は、電気代の節約に
  効果を発揮する「木」をご紹介致します。

  そもそも、木には特性として
  調湿効果があります。

  湿度が高い時には水分を吸収して、
  乾燥すると放出する機能です。

  また、木材の細胞には隙間が多く、
  空気を多く含んでいるため、
  コンクリートやガラスに比べて
  断熱性があります。

  つまり、天然のエアコン機能を
  備えているのです。

  他にも、樹木から発散される
  フィトンチッドという成分が
  リラックス効果や、
  防菌・防ダニに有効であること、
  シックハウス症候群となる
  化学物質の発生がほとんど無いことが
  分かっています。

  今日ではマンションが増えたことに伴い、
  鉄骨造りや鉄筋コンクリート造りが増えました。

  同様に学校も木造校舎から
  鉄筋校舎のものが増えています。

  木造校舎と鉄筋校舎を比較したところ、
  木造校舎の湿度は大体50%位に
  集中していたそうです。

  50%の室内環境は、
  室内に浮遊している浮遊菌の繁殖を
  抑制している湿度環境です。

  よって、インフルエンザによる
  学級閉鎖の割合は、
  木造校舎の方が3分の1以下である
  とのデータもあるのです。

  木の持つ効果を実感したくても、
  家を改装したり、変えたりすることは
  簡単ではありません。

  そこで木製の家具を買うことをお勧めします。

  調湿能力として、木製机で
  ビールの大瓶半分位の水分を
  調湿出来るようです。

  また、湿度が保たれ、防菌・防カビの
  効果があることから、
  大切な物の収納にも適しています。

  視覚や触覚からも、
  温もりを感じることが出来る
  木のテーブルを囲んで
  家族団欒をしてみてはいかがですか。

  (あるる)