●1日1分正しい姿勢で

  突然ですが、今、どのような姿勢でこの文を読まれているでしょうか。
 
  立って読まれている場合は、片足に重心が偏っている、座っている場合は、
  足を組んだり、投げ出されたりしていませんでしょうか。
 
  以上のような姿勢は、一般的に悪い姿勢とされています。
 
  悪い姿勢とは、見た目の印象が悪いだけではなく、体を歪ませ、
  それから頭痛や腰痛、肩こり、冷え性、便秘など、
  さまざまな健康障害の原因になると言われています。

  悪い姿勢は、猫背・腹突き出し・胸突き出し姿勢の大きく3つに分類されます。
 
  猫背姿勢は背中を丸め、首を突き出した姿勢のため、
  首や肩のこり、頭痛の原因になります。
 
  腹突き出し姿勢は、お腹が前に出て腰が反った姿勢で、
  これは腰に負担がかかり、腰痛の原因になります。
 
  そして胸突き出し姿勢ですが、この姿勢は、一見良い姿勢に見え、
  日頃から姿勢を気にしている人に見られる姿勢です。
 
  しかしながら、胸を張りすぎることで、お尻が後ろに突き出て、
  骨盤が前傾してしまいます。
 
  また、胸や肩の筋肉に負担がかかり、血行が悪くなってしまいます。

  ご自身の姿勢が悪いと感じたら、
  すでに悪い姿勢が習慣化している可能性があります。
 
  悪い姿勢が原因とされる健康障害は年齢に比例して増加する傾向があります。
 
  また、悪い姿勢でいることが長期間に渡るほど、
  健康障害も重度化しやすくなってしまいます。
 
  悪い姿勢はクセと言えます。
 
  そこで良いクセをつけ直す、つまり矯正することで、
  姿勢による健康障害は解消することができます。
 
  姿勢を矯正することで、頭痛や腰痛、肩こり、冷え性、便秘が解消される他、
  歪んでいた骨が正されて、身長が伸びたり、
  余分な部分に贅肉が付きにくくなるなど、ダイエットにも効果的です。
 
  その他にも、背筋を伸ばしやすい椅子を小学生に使わせると、
  背筋が伸び、集中力が向上したという実験結果もあるそうです。
 
  最後に、良い姿勢をクセづける簡単な方法をご紹介します。
 
  壁に、かかと・お尻・背中・後頭部を付けて立ちます。
 
  この時、背中が壁から離れないように意識します。
  壁を背にして真っすぐ立てましたら、つま先は正面に向け、
  足の下から両足をぴったりとくっつけていき、お尻を引き締めます。
 
  そして足元から体の中心を意識しながら、
  頭のてっぺんを糸で引っ張られる感覚で伸ばします。
 
  はじめは辛いと感じる方も、毎日続けると体の筋肉がその姿勢を覚えて
  姿勢の悪さが改善されるようです。
  「あるる」を読む前か後、姿勢の矯正を習慣化されてみてはいかがでしょうか。 
  (あるる)