山から伐採した原木(丸太)を板材や柱材に製材すると、
  丸太の樹皮や端の部分など、3割~4割程度は余ります。
 
  この余った木材のことを「端材(はざい)」と呼びます。
 
  この端材は、しばしば、そのまま捨てられることがあります。

  また、森林を育てる過程で、間伐といって、
  手入れのために、木を間引く必要があります。
 
  伐られた木は、間伐材と呼ばれます。
 
  間伐材を利用するためには、作業費や運搬費用等がかかりますが、
  市場価格が安いため採算がとれず、間伐材の多くは山に残されたまま、
  いわゆる「林地残材」となります。

  しかし、これらの現状は、今の時代のエコロジーな風潮に逆行し、
  地球温暖化防止のためにもよいことではありません。
 
  そこで木材業界では、端材や間伐材を有効活用すべく、
  知恵をしぼり、さまざまなアイディア製品を誕生させています。

  端材や間伐材、解体材が使われない理由は、
  材のサイズがまちまちで、加工しづらいことや
  強度に対する懸念などが挙げられます。
  そこで考え出されたのが、木材を一度細かくしてから
  再利用するというアイディアです。
 
  木材をチップ化して、接着剤と混合して、熱圧成形して、
  再び固めれば、自由な大きさの素材ができますし、
  固め具合(密度)によって強さも調節できます。
 
  このようにしてできた板を「パーティクルボード」と呼ばれます。
 
  パーティクルボードは家具や家電製品、
  建築材の一部などに使われるエコ素材です。
 
  (木づかい友の会通信〔第40号〕)