●桃色のくちびる

  皆様、初対面の方とお会いするとき、視線をどこへ向けられますか。
 
  多くの方が「目」と答えられると思いますが、場合によっては、
  挑戦的、威圧的だと感じさせてしまうこともあるようです。
 
  そこで、初対面の時は相手の「口元」を見て話すことも
  一つの方法と言われています。
 
  良い第一印象を与えるためにも、活気溢れた「目」と共に、
  健康的な「唇」も大切です。
 
  しかし、空気が乾燥する冬場には唇が乾燥してひび割れ、
  口角が痛むという方も多いのではないでしょうか。

  唇は角質層が薄いため、汗を出す汗腺や
  肌の油分を分泌する皮脂腺が少なく、
  乾燥を防ぐ皮脂膜もほとんど作ることができません。
 
  さらに、紫外線から肌を守る働きがあるメラニンも少なく、
  細胞に負担がかかることで乾燥を進めてしまいます。
 
  唇を乾燥から守るには、第一に唇を舐めないということです。
 
  一時的に水分が補われますが、油分まで取り去ってしまうだけでなく、
  水分が蒸発するときに更なる乾燥を促してしまいます。
 
  また、リップクリームを塗りすぎることも良くないそうで、
  摩擦が原因で荒れてしまうこともありますので、
  目安としては1日5回程度で良いそうです。

  東洋医学には舌の色や形で健康状態を診る「舌診」がありますが、
  唇からも健康状態が分かるそうです。
 
  唇は、寝不足や塩辛いものを食べ過ぎていると色がくすみ、
  胃酸過多になると縦シワが増えます。
 
  また、上唇は胃の状態、下唇は腸の状態を表します。
 
  暴飲暴食や過度の飲酒、ストレスなどの精神的なもので
  胃腸や内臓に負担がかかることがありますが、
  初期段階では気付かない事が多いようです。
 
  しかし、唇には逸早く異常が表れ、赤くなったり、
  腫れたり、痛んだり、しびれたりします。
 
  唇の異常は唇自体ではなく、
  胃腸からのサインかもしれませんので、注意が必要です。

  桃色で健康的な唇は、男女問わず若々しい印象を与えます。
 
  敏感で刺激に弱い唇ですが、皮膚が生まれ変わるスピードも速いため、
  日々のこまめなケアで滑らかに保つことが出来ます。
 
  唇をふっくらとさせる方法を一つご紹介します。
 
  就寝前、リップクリームをたっぷり塗り、
  ラップでぴったりと唇を覆い10分程置くと潤いが戻るそうですので、
  乾燥が気になる方は試してみられてはいかがでしょうか。
 
  (あるる)