■トイレ掃除(ムワッとこもるトイレの悪臭対処法)
 
  トイレのドアを開けた瞬間、「ムッ」と独特な悪臭を感知……。
  なんだかテンション下がりますよね。体調の悪いときなどは、
  それだけで気分が悪くなってしまうことも。
 
  残念ながら梅雨~夏にかけて、そんな「臭うトイレ」が全国的に急増します。
 
  お宅のトイレはどうですか? 臭いませんか?
 
   いかにトイレの悪臭に対処すべきかを、今回はレクチャーしたいと思います。

「ムッ」と臭ったら! 今すぐチェックしたい3ポイント

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  男性が複数使用するトイレはとにかく尿はねが多いもの。
  便座裏、便器のフチ、便器と床の継ぎ目、
  そして床と壁への尿飛散は確実と心得ておいてください。
 
  まず、既にドアを開けるたび「なんか臭う」
  といつも感じてしまうトイレであるならば、
  今すぐ以下の3つのポイントをチェックしてみて下さい。
 
  体調が悪くなければ鼻を近づけて
  「悪臭源」であることの確認も是非。

  1. 便座の裏、便器のフチ裏
  2. トイレマット、スリッパ
  3. 便座カバー、蓋カバー

  「便座裏」は、男性の尿はねや軟便はねが多く、
  汚れの溜まりやすい場所。肌の触れる便座を拭く頻度で、
  この部分も拭き掃除しましょう。
 
  梅雨~夏は「消毒用エタノール」をトイレットペーパーに一吹きし、
  これで一拭きしてしまうのが、容易かつ効果的です。

  「便器のフチ裏」も男性の尿はねが蓄積しやすい場所です。
 
  ゴム手袋などした手でトイレ用洗剤を塗り付け
  しばらく放置すると汚れが分解され、
  その後トイレブラシで擦ればよく落ち爽快です。

  「トイレマット」「スリッパ」は悪臭の根源となりがちなアイテムです。
 
  最低、1週間に一度は洗濯を。マットやスリッパを置かない、
  という選択もあり得ますが、
  おしっこの上手でない乳幼児がいる場合などは、
  尿はねを吸い取ってくれる分、あったほうがむしろ快適かもしれません。
 
  まめな洗濯で対応を。

  「便座カバー」「蓋カバー」も、知らず尿はね・便はねを
  吸い取ってしまっていることが多く、
  なにげない悪臭源であることが多いものです。
 
  トイレインテリアのこだわりもあるかもしれませんが、
  梅雨~夏は「蓋カバー」は撤去したほうが無難。
 
  「便座カバー」は、お尻が冷たいと不快かも知れませんので、
  「トイレマット」同様に最低1週間に一度の交換を心がけてください。