●マヨっちゃう

  1750年頃のスペイン・ペルノカ島にある港町マオンの料理屋が
  起源とされるマヨネーズ。
 
  日本では1925年に発売され、普段の食卓でもお馴染みの調味料です。
  今では「マヨラー」という言葉ができる程、
  愛用する人の多いマヨネーズですが、
  実は私達の知らないところで新たな進化を遂げていました。
 
  それが本日ご紹介する「天使のマヨ」です。

  マヨネーズといえば、メーカーによって多少の違いこそあっても、
  大体、同じ様な味や色を想像されると思います。
 
  しかし、富山県小矢部市の旭醤油味噌株式会社から発売されている
  この天使のマヨは、今までのマヨネーズのイメージを一変し、
  果汁や水あめなどをマヨネーズに配合して、
  イチゴ味、オレンジ味、メロン味の三種類となっています。
 
  開発のきっかけは「野菜嫌いの子どもでも、
  美味しく野菜を食べられる調味料はないか?」
  という野菜嫌いの子どもを持つ友人からの相談だったそうです。
 
  甘い果物の風味で子どもも食べやすく、また、色もカラフルで
  食材に絵を描きながら食を楽しむこともできそうです。

  甘めの味付けとなっている「天使のマヨ」に対して
  「悪魔のマヨ」も存在します。
  この「悪魔のマヨ」も同じく旭醤油味噌から発売されており、
  ラー油味、青唐辛子味、カレー味の3種類が用意されており、
  ピリッとした少し辛めの味が特徴です。
  
  そして、天使のマヨ、悪魔のマヨの魅力は味だけでなく、
  普通のマヨネーズよりもカロリーが60~70%も抑えられており、
  合成着色料や保存料も使用していません。

  また、本家のマヨネーズにも勝るとも劣らない程、用途も自由で、
  パンに、サラダに、さらにはお菓子にまでと、
  いろいろなものに使うことができます。
 
  マヨネーズに合う食材を探してみるのも、
  天使と悪魔のマヨネーズを楽しむ、ひとつの方法かもしれません。
 
  天使のマヨ、悪魔のマヨは
  インターネットを通じて購入することも可能です。
 
  いつものマヨネーズに加えて、時にはカラフルなマヨネーズを
  味わってみられてはいかがでしょうか。
 
  (あるる)