●トミカ

  男児の定番玩具と言えば、1970年に発売された
  「トミカ」を連想される方が多いと思います。
 
  当時のミニカーは、外国車や大型モデルが中心だったそうで、
  「国産車で子供の手のひらサイズに」というコンセプトで
  トミカは作られました。
 
  熟練した技術者の手で、実際の車の特徴を十分に活かして作られ、
  コンセプト以上の製品の出来栄えとなったことから
  人気を集めたようです。
 
  2010年までに5億3千8百万台以上も販売されており、
  繋げると地球1周以上にもなるそうです。

  トミカはミニカーの代名詞のようになっていますが、
  トミカが発売された年のラインナップは、
  日産のフェアレディZ432やトヨタのクラウンスーパーDXなど
  7車種しかなかったそうです。
 
  現在では、第3土曜日をトミカの日としており、
  その日には新車が必ず2台ずつ新発売され、
  常に140種類をラインナップしています。
 
  ちなみに、トミカが発売されてから最も売れた車種は、
  消防のはしご車です。
 
  続いてホイールローダー、ブルドーザーと、
  子供達には働く車が人気であることが伺えます。

  先日の東日本の大地震で、トミカを販売しているタカラトミーは、
  被災した子供たちに希望を持って生きて欲しいという思いから、
  義援金1億円を寄付するほか、子供向け玩具
  および子供服の提供も検討しているそうです。
 
  現時点においては生活物資が優先される状況を踏まえ
  提供していないようですが、要請があれば、
  電池などの動力が無くても遊べる、トミカやリカちゃん人形などを
  すぐに発送できるように待機しているそうです。

  安価で品質が良くお手頃なサイズ。
 
  この3拍子が揃ってトミカの人気は
  続いているのだと思っていましたが、
  どうやら、トミカを手にする子供たちのことを思って作られている
  ということが巡って人気に繋がっているように感じました。
 
  トミカには、遊ぶことで想像力を育むことが出来、
  社会の仕組みを学ぶことが出来るようにとの願いが
  込められているそうです。
 
  被災した子供たちにもトミカが希望をもたらし、
  ゆくゆくは日本も希望を持って動き出すようにと願っています。
 
  (あるる)