2011年4月1日より、トステム株式会社、株式会社INAX、新日軽株式会社、
  サンウエーブ工業株式会社、東洋エクステリア株式会社は
  『株式会社LIXIL(リクシル)』として新たにスタートしました。
 
  現在、各ショールームは、改装中ですが
  LIXILのホームページに、潮田会長のこのようなメッセージが
  載っていましたのでご紹介します。
 
  『住生活グループ傘下の事業会社5社は2011年4月統合し、
  株式会社LIXILとして新発足いたしました。
 
  これにより幅広い自社製造品目を有するだけでなく、厚みのある営業基盤を活用して、
  ほとんどすべての建材流通を担うことが可能な企業が誕生したのです。
 
  国内の住宅総数は5,700万を数えますが、
  1世帯あたり住宅数は1.15戸と先進国のなかでもトップクラスにあり、
  すでに住宅ストックの増加は見込めなくなっています。
 
  一方では新築需要の減少によりもたらされる、
  住宅建替サイクルの長期化によりリフォーム投資の拡大が予測され、
  日本の住宅関連産業は構造変革のときを迎えています。
 
  サプライチェーンも、従来の新築中心から
  リフォームの利便性をも前提としたものに再整備する必要がありますが、
  その再編集をリードするのが株式会社LIXILであると自負しています。
 
  海外市場の拡大も新会社の大きなミッションです。
 
  中国などの新興国においては、国内市場をリードする
  建材・住宅設備メーカーはまだ存在しません。
 
  品質やコストが工場でつくり込めていない状態です。
 
  LIXILは、新興国の文化や風土にあった商品開発に注力し、
  品質とコストのメリットを新興国にお届けしたいと考えています。
 
  また、環境問題は国家を超えた世界の課題です。
 
  LIXILは、省エネ商品や節水商品、リサイクルなどの拡充だけでなく
  クリーンエネルギー関連の事業をも展開して、循環型社会の実現を目指します。
 
  この統合により、さまざまな商品の専門家が一堂に会することになりました。
 
  LIXILは、その異質な企業文化の交流によって生み出される
  ユニークなソリューションをお届けしていきます。
 
  そして、お客さまからは「LIXILを呼べば暮らしの嬉しさが生まれる」
  と評価していただけるよう努力してまいります。』
 
  これまで、建てさせて頂いた住宅の殆どに
  INAXやトステムの商品を使わせていただきましたので
  こらからの動向に注目したいと思います。