●海では○○に注意

  今日から海の日を含む3連休に入りました。
 
  今年は早々に梅雨明けし気温が高くなっていることから、
  これから多くの方が海に遊びに行かれることと思います。
 
  夏の海を満喫して頂くためにも、
  日焼けや熱中症対策をしっかり心がけたいものです。
 
  そしてもうひとつ、注意しておかなければならないものがあります。
 
  お椀、唐傘、行灯、烏帽子…。
 
  これらの名前に共通する危険なものとは一体何でしょう。

  もうお分かりでしょうか。 正解はクラゲです。
 
  日本では夏から秋にかけて現れ、まれに大量発生しては
  漁業用の網を破ったり、工場用水の取水口を塞いだりしています。
 
  そして最も身近なのが、海で泳ぐ際の刺傷による被害です。
 
  クラゲは触手に刺胞と呼ばれる細胞小器官を多数持ち、
  捕食や防御に役立てています。
 
  刺胞は毒針の入った袋に蓋をしたような構造になっていて、
  蓋が刺激を受けると毒針をミサイルのように撃ち出す仕組みになっています。
 
  命中時の速度が時速130kmを超える種類もあり、
  ヒトの上皮をも突き破って体内に毒を注入します。
 
  特にハブクラゲ、カツオノエボシなどは強い毒を持つので要注意です。
 
  また、強弱はあるものの大抵のクラゲは毒を持っています。
 
  刺された場合、適切に対処しなければなりません。

  クラゲに刺されたら、まずはピンセットなどを使って
  残っている触手を取り除きます。
 
  死んだクラゲでも、または触手だけ切り離されていても、
  刺胞は刺激を受ければ毒針を飛ばします。
 
  二次被害を防ぐためにも素手で触ってはいけません。
 
  次に患部に海水をかけて洗った後、氷などで冷やします。
 
  真水をかけるとそれが刺胞への刺激となってしまいますので止めましょう。
 
  また、一部のクラゲに対して有効とされる酢をかける方法も、
  種類によっては逆効果となります。
 
  他にも砂で揉む、口で毒を吸う、小便をかけるといった慣習がありますが、
  どれもやってはいけません。
 
  応急処置を済ませたら、なるべく早く医師に診てもらいましょう。

  とは言え、心配し過ぎてせっかくの夏を楽しめないとなれば面白くありません。
 
  上述した最低限の対処法を心得て、万が一のために
  しっかりと備えておけばさほど怖いものではないと思われます。
 
  この3連休が今年の海デビューとなる方、
  この「あるる」でクラゲへの準備は整うはずですが、それだけでは足りません。
 
  骨抜きの海の日対策とならないよう日焼け止めを塗って水分補給をこまめに行い、
  万全の態勢で楽しい夏を迎えましょう。
 
  (あるる)