●ダイヤモンド星

  昨日の「あるる」でも取り上げたダイヤモンドですが、
  ダイヤモンドは炭素のみで成る鉱物です。
 
  また、世界一硬い鉱物とされますが、そもそもは透明な炭ですから、
  1100度~1400度位の温度では燃えて灰になってしまうそうです。
 
  ダイヤモンドの需要は宝飾用、工業用が主で、
  供給はロシア、南アフリカ、オーストラリアから産出されています。

  地球内部の非常に高温高圧な環境で生成され、
  古い地質構造が保存されている場所にしか存在しないため、
  地質構造の新しい日本では産出されないはずでした。
 
  ところが、2007年に愛媛県のかんらん岩から
  1マイクロメートル程度ですが、
  ダイヤモンドが含まれているのが発見されたそうです。
 
  さらに先日、意外な場所でダイヤモンドが発見されました。
 
  それは地球から4千光年離れた銀河系の中だったのです…!

  オーストラリアなどの国際研究チームが観測したものですが、
  大きさは地球の5倍にもなる星で、
  そのほとんどがダイヤモンドで構成されていると言うのです。
 
  このダイヤモンド星は、太陽のように動かず、
  自ら熱を発生させて輝いている「恒星」が2つ連なっていたものが
  寿命を終えて、爆発したことから出来たようです。
 
  一方が電子を持たない中性子で出来た「中性子星」になり、
  もう一方が表面のほとんどの物質を剥ぎ取られ
  炭素と酸素だけの星になったようです。
 
  この炭素と酸素だけの星の密度が非常に高いことから
  炭素は結晶質、つまりダイヤモンドだと考えられています。

  地球上で一番大きな研磨済みのダイヤモンドは、
  タイ国王所有の「ザ・ゴールデン・ジュビリー」で、
  545.67カラット、109.13グラムもあります。
 
  しかし、銀河にはそれとは比較にならない、
  大きなダイヤモンドが輝いているのかと思うと、
  空を見上げずにはいられません。
 
  このようなニュースを見ると、
  地球は小さな星なのだと改めて思わされます。
 
  私達が生活する上で必要とする資源は
  全て与えられたものであり、有限のものです。
 
  資源価格の高騰が続いておりますが、世界人口は増え続けます。
 
  消費者が増えれば消費量は増える、
  消費量が増えればモノは足りなくなる、
  モノが足りなければ価格は上がる、
  資源価格の高騰は避けられないことのように思います。
 
  (あるる)