●お金の家
まだ寒い日が続きますが、暦の上では半月ほどで春を迎えます。
まだ寒い日が続きますが、暦の上では半月ほどで春を迎えます。
春夏秋冬と言うように、春は一番目、スタートとなる季節です。
皆様はこの春、何か新しく始められることはありますでしょうか。
スタートに合わせ、春から持ち物を一新されることも多いかと思いますが、
春は財布を購入すると縁起がいいと言われ、
特設コーナーが設けられているデパートも多く見られます。
春財布は縁起が良いというのは、「張る財布」と音が同じことに由来します。
春財布は縁起が良いというのは、「張る財布」と音が同じことに由来します。
購入時期は冬至(12月21日頃)~雨水(2月18日頃)が良いという説と、
立春(2月3日頃)~啓蟄(3月5日頃)が良いという説があるようです。
また、使い始めるのは金運アップの日とされる寅の日がお勧めです。
本日から3月までの寅の日を挙げますと、
1月30日、2月11日・23日、3月6日・18日・30日となりますので
ご参考ください。
お財布のラッキーカラーはゴールド、イエロー、パープル、ピンクが
良いそうですが、黒もお金を貯めこむ力があると言われています。
ちなみに中身が綺麗に整理されていない、ボロボロになっている
お財布などはお金に嫌われてしまうそうで、「お金の家」の財布ですから、
やはりお金も綺麗な家を好むようです。
日本で硬貨が流通していた頃は、硬貨の中央に空いていた穴に
日本で硬貨が流通していた頃は、硬貨の中央に空いていた穴に
紐を通して持ち運びをしていました。
江戸時代に藩札が発行されたことで、
懐紙入れを応用して作られた財布が使われるようになりました。
ちなみに文献上では備後福山藩が寛永7年(1630年)に
発行した銀札が最初と言われています。
財布は紙幣と共に約400年の歴史があり、今日に至ります。
今年は辰年ですが、
今年は辰年ですが、
辰年は「リセット」や「新しいことが起こる年」という見方があるそうで、
1868年の明治維新、1988年のバブル絶頂期始まりなども
辰年の出来事です。
必ずしも毎度大きな変化があるというわけではありませんが、
今年は明治維新から12年周期が12回経過した年に当たります。
世界的にも大統領選挙などイベントが多く、
何らかの変化の年になるのは間違いなさそうです。
この節目の年に、新しいお財布で験を担いでみられてはいかがでしょうか。
春財布が、日本の懐を暖めてくれることを願います。
(あるる)