●まさにVサイン

  イタリアの銀行には、チーズの保管庫があるのをご存知でしょうか。
 
  保管されているのはイタリアチーズの最高傑作と称される
  パルミジャーノ・レッジャーノです。
 
  このチーズは熟成に2年ほどかかるため、
  生産者はその間の資金繰りに困ります。
 
  そこで、チーズを担保に銀行からお金を借りられるシステムが作られ、
  銀行にチーズの保管庫が出来たのです。
 
  担保となるチーズは世界的にも珍しいと思いますが、
  現在世界には3000を超える種類のチーズがあるそうです。
 
  本日はそのチーズの魅力をお伝えします。

  チーズが誕生したのは紀元前4000年頃と言われています。
 
  栄養価の高い牛乳の保存性を高め、運搬しやすいように
  水分を抜いて作られたのが始まりです。
 
  濃縮率はおよそ10倍であるため、100gのチーズを食べると、
  牛乳1リットルを飲むのと同じ栄養を摂ることが出来ます。
 
  また、発酵する段階で、乳酸菌やカビの働きにより
  消化吸収しやすくなります。
 
  特にカルシウムは体内への吸収率が小魚の2倍にもなるそうです。
 
  日本人は慢性的にカルシウムが不足していますので、
  骨粗鬆症予防にも役立ちます。

  チーズはカロリーが高いというイメージを持たれている方は多い
  と思いますが、ダイエット中の方にこそお勧めです。
 
  チーズにはビタミンB2が豊富に含まれているため、
  摂取した脂肪を燃焼させ、体内に蓄積させない役割を持ちます。
 
  また、健康的に無理なくダイエットを行うためには、
  摂取エネルギーは減らしても、タンパク質は摂らなければなりません。
 
  チーズには良質なタンパク質も豊富で、
  同じくタンパク質が豊富な肉に比べると低カロリーです。
 
  同じ牛乳から作るバターと比べても、カロリーは約半分ですので、
  美容と健康に有効な食品と言えます。
 
  ただ、栄養豊富なチーズですが、ビタミンCは不足しています。
 
  チーズと一緒に飲まれる赤ワインにはビタミンCが含まれているため、
  味覚だけではなく、栄養価の面でも相性抜群です。
 
  チーズには二日酔い予防のメチオニンも含まれているため、
  肝臓にも優しいようです。

  フランスでは、コース料理に必ずチーズが含まれおり、
  和食でいう漬物のような存在です。
 
  世界中で愛されているチーズの魅力は、美味しさだけではなく、
  その栄養価の高さにもあるようです。
 
  原料や産地、作り方によって様々な種類がありますので、
  お好きなチーズを見つけ、ワインと一緒にいかがでしょうか。
 
  (あるる)