●現代の侍たちへ

  本日2月14日はバレンタインデーです。
 
  朝からそわそわしながら登校し、下駄箱の中、ロッカーの中、
  机の中にチョコレートが入っていないかを確認してしまう・・・
  男性ならそんな淡い思い出が蘇るのではないでしょうか。
 
  さて、今回は男性への贈り物として人気の高い
  「ネクタイ」について調べてみました。

  スーツを着て働く職場や冠婚葬祭など、男性がネクタイをする機会は多く、
  ビジネス上の必須アイテムとなっています。
 
  英語圏や日本では「necktie(ネクタイ)」と呼ばれていますが、
  ネクタイの起源は欧州説が有力で呼び名も違います。
 
  有力なものは1600年代のフランスで、
  ルイ14世が当時親衛隊として雇ったクロアチア兵
  (クラバットと呼ばれる)がしていた首の巻物という説です。
 
  これは弾除けのまじないやお守り的な意味があったようで、
  これをルイ14世は「cravate(クラバット)」と呼び、
  宮廷人の間にもそれが定着しました。
 
  その後、一般市民へ普及し、欧州各国に広がっていきます。
 
  今でも欧州ではネクタイではなくクラバットと呼ばれることが多いようです。

  また、日本で初めてネクタイをしたのは、
  幕末の日本で活躍したジョン万次郎とされています。
 
  1851年に米国から「白鹿襟飾3個」を持ち帰ったのが最初と言われ、
  この襟飾がネクタイのことで、当時はネッキタイと呼ばれたそうです。
 
  その後、1872年に京都府知事の命令で3名がフランスに派遣され、
  ネクタイの製造技術を学び、
  翌年、彼らはジャカード機2台を持って帰国しました。
 
  これが日本での本格的なネクタイ生産の始まりとされています。
 
  ちなみに、ネクタイのきれいな結び方は、
  首元に隙間ができないように結び目をきちんと締めること、
  ネクタイの大剣(太い方)、小剣(細い方)の長さを等しくする、
  ベルトのバックルかフックにかかるくらいの長さが良いとされています。

  近年ではクールビズの普及によりノーネクタイの姿も見られますが、
  やはりスーツ姿にしっかりとネクタイが締められている方が、
  見栄えは良いと思います。
 
  戦士のお守りが起源のネクタイですが、
  現代では、ビジネスマンの正装に欠かせない、
  験を担いで使い分ける、お気に入りのブランドにこだわる、
  などなど、様々な意味が持たされているネクタイ、
  皆様にとってネクタイとは何でしょうか。
 
  本日のあるる本文を書きました私、清水紀行は首から下げた二本の剣、
  ビジネスマンの武器と心得ています。
  (あるる)