●健康への招待状

  「水泳は健康に良さそう」といったイメージをお持ちの方は多いと思いますが、
  具体的にどのようにいいのか知らない方も多いのではないでしょうか。
 
  日本の水泳人口は2200万人(年に1回以上泳ぐ人、
  月1回以上は720万人)と言われ、プール数は全国で約1万ヶ所と、
  日本は米国に並ぶ水泳大国なのです。
 
  これから本格的な夏を迎えるにあたり、
  水泳を始められる方もおられることでしょう。
 
  そこで本日は、水泳が私たちの身体に与える効能について調べてみます。

  当たり前のことですが、水泳は水に浸かって行う水中運動であり、
  陸上運動のように脚や腰、関節などに
  負担をかける事が少ないことで知られています。
 
  水温や水圧、水の抵抗や浮力など、様々な条件下で行う全身運動ですので、
  効果的に全身の筋肉を鍛えることができます。
 
  また、水泳は有酸素運動の代表であり、
  陸上運動に比べ3~5%余分に圧力を受けます。
 
  よって、一度に大量の酸素を取り入れるため、
  高い脂肪燃焼効果が得られるだけでなく、
  心臓や肺機能の強化、新陳代謝の促進などにも効果的のようです。

  更に、通常のプールの水温は体温より低いため、
  皮膚の表面の血管が収縮・拡張を繰り返して体温調節を行います。
 
  そのため、水温による皮膚への「寒冷刺激」と体温が下がらぬよう
  体内でエネルギーを生み出す「防衛反応」が自然に働きます。
 
  その結果、新陳代謝が旺盛になり、体温調節機能も鍛錬されるのです。
 
  もちろん、交感神経も刺激されることから、血液循環も促進されるのですが、
  他のスポーツと大きく違い水平姿勢運動であるため、
  血液を身体の末端まで行き届かせることができます。

  水泳は一度覚えてしまえば生涯忘れない運動と言われます。
 
  運動の負荷を自在に変えられることから、自分のペースで行うことができます。
 
  泳げない方でも水の浮力や抵抗を利用した
  水中歩行や水中運動で十分効果が得られますので、
  健康維持には理想的な運動と言えるかもしれません。
 
  最後に、水泳は日常と異なった水中で運動することで、
  重力から解放された状態となり、ストレス解消にも良いとされています。
 
  水泳は激しい運動、若者がする運動だと思われがちですが、
  本当は様々な年代の人が、目的に合わせて
  楽しむことのできるスポーツなのです。
 
  今夏、水泳で元気な自分を取り戻してみてはいかがでしょうか。
 
  (あるる)