●入眠儀式

  皆様は自分の睡眠に満足していますか。
 
  24時間型の生活習慣による生活リズムの乱れや、
  最近のストレスに満ちた社会を反映してか、
  日本人の5人に1人は何らかの睡眠の問題を抱えていると言われています。
 
  安眠できないというのは辛いことであり、
  睡眠不足が続くと体調を崩しやすくなってしまいます。
 
  そして、その睡眠障害はいくつかのタイプに分けられます。
 
  なかなか寝付けないタイプや何度も目覚めてしまうタイプ、
  朝早く目覚めてしまうタイプ、眠り足りないタイプなど、様々なタイプが挙げられます。

  「枕が変わると眠れない」と聞いたことがあると思いますが、
  眠れない原因は人それぞれです。
 
  実は、不眠を訴える人の中で最も多いのが精神生理的不眠です。
 
  性格的には、神経質、几帳面、完璧主義の人に多く見られるようです。
 
  寝室では寝付けないのに、ソファに座ってテレビを見たり読書をしていると
  すんなりと眠れる方はこのタイプに当てはまります。
 
  このタイプの方は眠ることにこだわり過ぎず、
  眠る前のリラックスを心掛けてみると良いようです。

  そこで、快眠する方法の一つである「入眠儀式」について紹介します。
 
  儀式というと堅苦しい印象の言葉ですが、
  寝る前の行動パターンといえばイメージしやすいと思います。
 
  例えば、「お風呂からあがって、パジャマを着て、頭を乾かして、冷たい飲み物を一杯」や
  「歯磨きして、戸締りの確認をし、電気を消して、ベッドに入り、
  お気に入りのぬいぐるみを抱く」など、
  ごく当たり前の生活の流れを儀式化することを言います。
 
  自分ならではの入眠儀式を持ち、意識を睡眠モードに切り替えることが重要なようです。

  毎日繰り返して当たり前になってしまい、意識すらしていないかもしれませんが、
  皆様もそれぞれの儀式をお持ちなのかもしれません。
 
  この儀式をこなすうちに、身体が自然と眠る準備を整えてくれますが、
  儀式を行っても、上記に挙げた睡眠障害タイプに当てはまる場合は、
  入眠儀式を見直すのも一つの方法ではないかと思います。
 
  入眠儀式の本質は「心が落ち着くこと、リラックスできること」にあるため、
  どんな儀式にも良い悪いはありません。
 
  快眠へ一歩でも、二歩でも近づけるよう、入眠儀式を見直されてみてはいかがでしょうか。
 
  (あるる)