●見頃まであと20日

  朝晩随分と寒くなり、木々が色づきはじめる
  紅葉シーズンが到来しました。
 
  日本人が紅葉を鑑賞する風習は昔からあるようで、
  「万葉集」には日本人が紅葉の鑑賞を
  「紅葉狩り」と呼んだという記述があります。
 
  この頃の「狩り」は、今の眺めるという意味とは違い、
  実際に紅葉した木の枝を手で折ることを指したようです。
 
  その折った木を手のひらにのせて鑑賞する方法が、
  現在の紅葉狩りの由来となっています。

  日本気象庁によると、毎年の紅葉は
  北海道の大雪山国立公園から始まり、
  一日に27キロのスピードで南下し、
  約50日かけて日本列島を色鮮やかに染めていくようです。
 
  見頃は北海道と東北が10月、
  関東から九州が11月から12月初旬とされていますが、
  紅葉と言っても様々な色があります。
 
  正しくは赤色に変わることを「紅葉」と言うようで、
  代表的なのはヤマモミジです。
 
  そして、黄色に変わることを「黄葉」、
  褐色に変わることを「褐葉」と言い、
  黄葉はイチョウ、褐葉はケヤキなどが代表的です。

  日本の紅葉は世界的に知名度が高く、
  その鮮やかな風景を一目見ようと
  世界各国から人々が訪れています。
 
  日本の紅葉が世界的に有名になった理由として、
  日本には四季があり、日本特有の気候により
  美しい「色」が現れるからのようです。
 
  中でも、角川書店の観光ガイド本「東京ウォーカー」よると、
  最も紅葉が美しいとされているのが
  日本三大庭園の一つとして知られる石川県の「兼六園」、
  続いて2位は三重県の「伊勢神宮」、
  そして3位には広島県の「宮島」が選ばれています。

  第3位に宮島が選ばれた理由として、
  「赤」がとてもきれいな場所とされており、
  モミジの赤に鳥居の赤と、
  宮島ならではの美しさが人気を集めているようです。
 
  そして、今年の中国地方は、
  夏に日照時間が十分にあったことで、
  例年以上の紅葉が期待できるようです。
 
  ちなみに宮島の見頃は11月12日頃のようですが、
  今から待ち遠しく感じるのは私だけでしょうか。
 
  (あるる)