●Hybrida

  皆様は「ハイブリッド」という言葉から、何を連想されますか。
 
  まず、ハイブリッドとは、2つの異質のものを組み合わせて
  1つの目的を成すものを言い、
  その語源はラテン語でイノブタ(イノシシ+ブタ)を意味する
  Hybrida(ヒュブリダ)からきています。
 
  その代表的なものが、ハイブリッドカーではないでしょうか。
 
  異なる2つ以上の動力源を持つ自動車を言いますが、
  ガソリンと電気の両方を動力源に持つ車と言えば
  分かりやすいかもしれません。
 
  今回は、様々なハイブリッドに注目してみました。

  日本語としてハイブリッドが使われ始めたのは
  1960年から1970年代に遡ります。
 
  日本でハイブリッド計算機が商品化されるようになった頃で、
  一部の限られた関係者が使っていました。
 
  しかし、近年では技術革新の中で次々と
  ハイブリッド商品が誕生しています。
 
  例えば、ハイブリッド下着やハイブリッド犬用おやつなど、
  庶民的な商品もあるようで、数え上げるとキリがないようです。
 
  そんな中、ご注目して頂きたいのが、ハイブリッドフルーツです。

  ハイブリッドフルーツとは、フルーツを交雑、品種改良し、
  好いとこ取りしたフルーツを言います。
 
  洋梨とリンゴを合わせた「パップル」は、皮質や手触りなどは梨、
  しかし食べてみるとリンゴに近い味で、
  みずみずしい食感は梨といった不思議なフルーツです。
 
  その他にも、プラムとアプリコットを合わせた「プルオット」、
  モモとネクタリンを合わせた「ピーチリン」などは、
  海外では既に定番になっているようです。
 
  そして、日本で最も新しいのがリンゴの風味がするバナナ「バナップル」です。
 
  現段階では店頭で見かける機会の少ないバナップルですが、
  インターネットで購入することができ、食べた人の評判も良いため、
  今後は店頭での取り扱いも増えてくるかもしれません。

  また、フルーツの他にも、
  生産性や栄養価、害虫に強いなどの長所を持つハイブリッド野菜や、
  柑橘類やハーブなどを食べて育つハイブリッド魚なども注目を集めています。
 
  実際にハイブリッド魚を食べると果物の香りがしたり、
  脂のノリが良くなったりとかなり評判が良いようです。
 
  2つのものが合わさり、見事なパワーを持つ商品に生まれ変わるハイブリッド商品。
 
  そんなハイブリッド商品が、今後も私たちを驚かせてくれることは間違いなさそうです。
 
  (あるる)