1月26日  神権会 「わたしの孫たちへ」
 
  神権会で、昨年10月に行われた総大会での
  ヘンリー・B・アイリング管長の「私の孫たちへ」という説教について学びました。
 
  次のような言葉が印象的でした。
 
  「今年,わたしの最初の二人の孫が結婚します。
  数年以内には,ほかの10人の孫も,「家族を作る」という,
  人生のすばらしい時期を迎えることになるでしょう。
  この喜ばしい時期に,孫たちから助言を求められるおかげで,
  わたしは深く考える機会を得ました。
  孫たちの質問は基本的にはこういうことです。
  「どのような選択をすれば,幸福になれるの?」
  そして「どのような選択をすると,不幸になるの?」
  御父は一人一人の人を個性的な者とされました。
  二人としてまったく同じ経験をする人はおらず,二つとして同じ家族はありません。
  ですから当然,幸福な家族生活を選ぶ方法に関する助言は簡単ではありません。
  しかし,御父はすべての子供たちに,幸福へ通じる一つの道を備えられました。
  個性や経験がどうあれ,幸福の計画は一つしかありません。
  その計画とは神のすべての戒めを守ることです。・・・・
 
  家族生活はわたしたちを試します。
  それは,現世という賜物に伴う神の目的の一つです。
  つまり,試しは人を強めるのです。
  それは特に,家族生活に当てはまります。
  なぜなら家族は,大きな喜びや悲しみを味わい,
  時には,とても忍耐できないほどの困難に遭遇する場所だからです。
  そのような試しに神が皆さんやわたしをどう備えておられるかについて,
  ジョージ・Q・キャノン管長はこう述べています。
  「神の愛が注がれなかった人,神が心にかけ,優しい手を伸べてくださらなかった人,
  神が救いたいと思われなかった人,救う方法が用意されていない人は,一人もいません。
  神が天使たちに見守る務めを与えられなかった人は一人もいません。
  わたしたちは自分自身や他人の目から見ると,
  価値のない,つまらない者かもしれませんが,わたしたちは神の子供であり,
  神は実際に,目には見えなくとも力強い天使たちに,
  わたしたちを助ける務めをお与えになり,
  わたしたちはその天使たちに見守られているのです。」
  キャノン管長の教えは真実です。
  それが確かであるという確信が皆さんにも必要となるでしょう。
  わたしもその確信を必要とし,それに頼ってきたのです。・・・・
 
  何年も前,ある友人が彼の祖母の話をしました。
  彼女は充実した人生を送り,常に主と主の教会に忠実でした。
  ところが,孫の一人が犯罪に手を染め,ついには刑務所に送られたのです。
 
  友人は,彼女が刑務所の孫に会うために車を運転し,
  目に涙をためながら苦悶の表情でこう祈ったと話してくれました。
  「正しい生活を送ってきたのに,どうして,
  『自分で自分の人生を台なしにするような孫』という悲劇が
  与えられなければならないのでしょうか。」
 
  その答えはこのような思いとなって返って来ました。
  「彼が何をしようとも,あなたには彼を愛する力と意思があることを
  知っていたから,わたしはあなたに彼を与えたのです。」・・・・
 
  わたしの孫,そして永遠の家族を目標とするすべての人へのメッセージは,
  忠実な者には喜びが訪れるということです。
  創世の前から,優しい御父と御子は,いつか道に迷うことを
  御存じだった者たちを愛し,助けてこられました。
  神は彼らを永遠に愛されることでしょう。
  
  幸いにも,皆さんは彼らが霊界で救いの計画を学んでいたことを知っています。
  不忠実のためにこの世に来るのを許されなかった人が大勢いる中で,
  彼らも皆さんも,この世に来るのを許されるほど忠実だったのです。
  聖霊の助けにより,すべての真理が思い出される日が来るでしょう。
  人に強制することはできませんが,自分の生活を通して示すことはできます。
 
  すべての人がかつて御父の家族として生活する喜びを味わったという確信から,
  わたしたちは常に勇気を得ることができます。
  神の助けにより,皆,その希望と喜びを感じることができます。
  すべての人がそうなりますよう,
  主イエス・キリストの御名によりお祈りします,アーメン。