EUの歩みと展望

1930年、パリ講和会議でドイツに苛酷な賠償を課した
賠償委員会が前身の中央銀行の銀行BIS
(国際決済銀行)が設立されました。

BISは、毎月各国の中央銀行総裁が集まり
国際金融上の諸問題・マクロ経済の調整について
話し合う場とされていますが、
実際は事務局長が取り仕切っており、
事務局長は代々ロスチャイルドの関係者です。

世界の金融支配構造の頂点は、
シティを動かすロスチャイルド一族を中心とし
国際金融カルテルです。

この下にBIS、BISの下にECB(欧州)やFRB(米)・
銀などの各国中央銀行、その下に市中銀行、
さらにその下に証券や商品などを扱う一般の市場があります。

各業種の成長力のコントロールは
銀行融資による信用創造量です。

彼らが伸ばしたい産業などには投資し、
反対に彼らが独占している石油や原子力を脅かす
新エネルギーなどにはなかなか投資されません。

こうして、経済をコントロールしています。

ECBは1998年に設立し、
本店はフランクフルトのロスチャイルドの敷地内、
初代総裁ウィム・ドイセンベルク・
第二代目ジャン=クロード・トリシェともにBIS出身で
ロスチャイルドの息がかかっていると言われています。

ECBはユーロ圏17ヶ国の金融政策を担い
EUと密接な関係にあります。

欧州統合の歴史は古く、具体的な実現は
1952年にECSCが独・仏・伊・ベネルクス3国間で最初に発足し、
58年のローマ条約でEECとEURATOMが成立、
この3つの委員会と理事会が67年に一本化し
ECと呼ばれるようになりました。

60・70年代には様々な政策が実現し、
欧州は世界的な大市場に成長しましたが、
70年代の国際通貨不安や原油危機の影響から
通貨統合は一時挫折、
85年のドロール欧州委員長の誕生まで
欧州統合の「暗黒時代」とも呼ばれています。

87年発効のSEA(単一欧州議定書)により、
ローマ条約以来の本格的改正が行われ、
閣僚理事会決定のスピード化や
欧州議会の権限拡大などが図られました。

93年のマーストリヒト条約発効でEUが誕生、
2002年に通貨統合に成功し政治統合は
共通防衛政策にまで発展しています。

成功したかに思われた欧州統合ですが、
先月のギリシャ総選挙で急進左派の勝利で
ギリシャのユーロ圏脱退が危ぶまれています。

2010年のギリシャ危機と違い、
独メルケル政権はギリシャのユーロ圏脱退を容認しており
その影響への対処も可能としていますが、
今回のギリシャのユーロ圏脱退の影響は
「リーマン・ショックの二乗ほどの衝撃」とも言われており
ギリシャの今後の方針次第で
世界的な金融危機が再び起こるかもしれません。

(アルフィックス日報)