●今年のタイプは!?
====================================

  公益財団法人日本生産性本部の「職業のあり方研究会」は先日、
  平成29 年度の新入社員の特徴を発表しました。

  この研究会は、若年者の就労支援や教育の専門家などで構成され、
  多くの関係者の協力を得ながら、新入社員の特徴や
  就職・採用環境の動向などについて調査研究を行っています。

  これまでも毎年新入社員のタイプについて発表し、
  メディアに取り上げられ注目されてきましたが、
  今年の新入社員のタイプは「キャラクター捕獲ゲーム型」とのこと。

  昨年に流行したスマホゲームにちなんで名付けているようです。

  これまでを振り返ってみますと、2016年度は「ドローン型」、
  2015年度「消せるボールペン型」、2014年度「自動ブレーキ型」、
  2013年度「ロボット掃除機型」とそれぞれ話題となりました。

  今回の「キャラクター捕獲ゲーム型」と名付けたその理由について
  次のように発表しています。

  「キャラクター(就職先)は数多くあり、
  比較的容易に捕獲(内定)出来たようだ。

  一方で、レアキャラ(優良企業)を捕まえるのはやはり難しい。

  すばやく(採用活動の前倒し)捕獲するためには
  ネット・SNSを駆使して情報収集し、
  スマホを片手に東奔西走しなければならない。

  必死になりすぎてうっかり危険地帯
  (ブラック企業)に入らぬように注意が必要だ。

  はじめは熱中して取り組むが、飽きやすい傾向も(早期離職)。

  モチベーションを維持するためにも新しいイベントを準備して、
  飽きさせぬような注意が必要」とされています。

  現状としては売手市場が続いているため、
  各企業とも採用活動には大変苦戦しています。

  大手企業以外の中堅・中小企業の採用活動では
  かなり工夫しないと厳しい状況で、29年入社組の場合、
  採用予定数に達していない企業もありました。

  できる限りの情報を公開することで、まずは関心を持ってもらい、
  1人でも多くの人に応募してもらえるようにしたいものです。

  就職先の条件としても、異常な長時間勤務や
  パワハラのないことを重視する傾向が見られるので
  その辺りは会社として意識しておく必要があります。
  
  せっかく入社した新入社員が早期離職することのないように、
  会社もこのような特徴を理解しながら新入社員を職場に温かく迎えた上で、
  経営者、上司、部署の先輩などが新入社員を飽きさせることのないよう、
  今まで以上に工夫していかなければならない時代とも言えそうです。

  (アルフィックス日報)