気楽な独り言

(有)山野工務店を経営。 国産材を使い、職人の手作りにこだわった家造りをしています。 新築住宅やリフォームなどの事例をご紹介します。 また時々好きな旅行の記事や日々の出来事なども投稿していきます。

その他経済

ガソリン値下げ

12月17日  ガソリン値下げ
 
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いつも入れている
セルフのガソリンスタンドが
また値下げをし、
10月1日以来の132円になっていました。
 
10月以降、再び値上げが続き
130円台半ばまで上がっていたので
ようやく落ち着いてきたようです。
 
もう少し下がり120円台になる日が
いつか来るのでしょうか・・・・?

価値あるもの

 ●価値あるもの

  10年前、「失われた10年」という言い回しが流行しましたが、
  10年後の今、10年は20年になって使われています。
 
  「失われた20年」、これは経済的損失や低成長を指す意味で
  使われますが、それとは別に、この20年で失われる危機に
  さらされているものがあります。

  平成2年に20万人いた伝統工芸職人は、現在10万人前後にまで
  減っており、日本の伝統工芸の伝承が危ぶまれています。
 
  日本人の器用さ、機械では作れない精巧さが魅力の伝統工芸品ですが、
  失われた20年による経済の低迷で工芸品需要が落ち込んでいます。
 
  そのため、長年苦労して技術を修得しても、技術に見合う収入を
  得られず、後継者不足に陥っています。

  厳しい環境にある伝統工芸の伝承ですが、
  東京都荒川区は、職人見習い、弟子入り修行、職人へのステップを
  支援する伝統工芸技術継承者の育成事業を実施しています。
 
  第一ステップの職人見習いとは、
  伝統工芸の継承希望者へ短期間の現場実習を実施して、
  職人が素質や意思を確認する研修のような期間で、
  日額3千円、月額6万円を上限に手当てが支給されます。
 
  見習い期間を終了し、弟子入り修行期間にステップアップできると
  日額5千円、月額10万円を上限に手当てが支給されます。
 
  また、指導する側の職人にも、指導料として
  1日5千円~1万円が支給されます。
 
  こうした支援事業は荒川区だけでなく、
  九谷焼や山中漆器が有名な石川県にも
  職人育成のサポート制度があります。

  上記のようなサポートはごく一部の例で、
  伝統工芸職人を取り巻く環境は厳しいようです。
 
  そうした中、細かな彫刻を施したギターや、
  漆器で作ったスマートフォンケースなど、新作の伝統工芸品が作られ、
  若い職人の発想力で伝統工芸に新たな魅力が加わり、
  新たな需要が生まれる可能性も期待されています。
 
  こうした新たな芽を育てるためにもサポートの制度は必要だと思います。
 
  一度伝承が途絶えると再生が困難な伝統工芸技術。
 
  数百年も紡がれたかけがえのない伝承と、
  いつの世にもたくさんあるお金、価値のある方を
  大切にするべきではないでしょうか。
  (あるる)

20年に1度

 ●20年に1度

  2012年、世界は大きな節目を迎えるかもしれません。
 
  それは、主要国の多くでリーダーの交代予定が目白押しとなっているためです。
 
  すでに各国で来年の選挙を見据えた活動が始まっています。
 
  予定されている主なものは、米国、ロシア、フランス、韓国の大統領選挙、
  そして、中国でも国家元首の交代が行われます。

  世界各国のリーダーの交代時期が、これほど重なるのは珍しいことです。
 
  しかしながら、20年に1度、米国と中国のリーダーは
  揃って交代する可能性のあるサイクルとなっています。
 
  米大統領選は4年に1度、中国共産党全国代表大会が5年に1度の開催のため、
  4年と5年の公倍数の20年に1度、重なります。
 
  米国を見ますと、昨年11月の中間選挙で
  オバマ大統領の民主党が共和党に大敗していることなどから、
  再選が危ぶまれる状況で大統領選が近づいています。
 
  しかし、対抗する共和党も有力な候補者を出せずにいることから不透明な状況です。
 
  一方、中国は昨年の党大会で、習近平氏を国家副主席に充てる人事を決定しており、
  習氏が胡錦濤国家主席からバトンを受けて、
  来年の秋、最高指導者の地位に就くことになるようです。

  この米中二国、20年に1度のリーダー同時交代のサイクルとともに、
  景気サイクルにも共通点が見られます。
 
  実は米中ともに選挙(党大会)の年に好景気を迎える可能性が高くなっています。
 
  米国の1976年から2009年までの平均GDP成長率は2.9%ですが、
  選挙の年の平均は3.5%になっており、
  中国の場合も、1981年から2009年までの平均GDP成長率は10.1%ですが、
  党大会の年の平均は11.3%となっております。

  米国はゼロ金利解除の時期、中国は不動産を中心としたインフレ対策、
  人民元の切り上げなどが、今後の焦点です。
 
  両国のリーダーはこれらの問題を解決していかなければなりませんが、
  来年、両国が好景気を迎えるのならば、それは世界中に波及しそうで、
  新リーダーは追い風を得ることになります。
 
  来年は情勢が大きく変化するかもしれませんが、
  変化の影には必ずと言って良いほど、チャンスが隠れています。
 
  変化を掴み、チャンスを掴む指針に「あるる」がなれればと思っております。
 
  (あるる)

「家はもうひとつの貯金箱になる」 

4月21日 「家はもうひとつの貯金箱になる」
 
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  福岡サンパレスで、ラフィーヌ財務総研の
  セミナーがあり、久々に参加してきました。
 
  今回は、震災後の対策セミナーということで
  現在の状況やこれからの対策について
  学んできました。
 
  そのセミナーの中で、興味深かかったのは
  政府が推し進めている「長期優良住宅」
  についての以下の話しでした。
 
  今から、12年前、菅総理が厚生大臣の時
  年金の支払いと受給の試算をしたところ
  当時70歳の人は、1300万円の支払いで、受給総額6800万円(85歳)
  50歳で支払い3800万円、受給5700万円、
  30歳は支払い6100万円、受給5000万円
  という計算になりました。
 
  これから、若年層の負担が増え、年金だけでは生活できない状況が生まれ
  マイホームを手放さなくてはならない世帯が増加することが予想され
  そうならないために、「マイホーム借り上げ制度」が創設されました。
 

マイホーム借上げ制度により、シニアの家が社会の財産として活用されます

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  『一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)の「マイホーム借上げ制度」は、
  シニアの皆さま(50歳以上)のマイホームを最長で終身にわたって借上げて転貸し、
  安定した賃料収入を保証するものです。
 
  これにより自宅を売却することなく住みかえや老後の資金として活用することができます。
 
  また、家を借りたい方には、敷金・礼金がないなど、
  優良な住宅をリーズナブルな家賃で提供します。
  ライフスタイルに合わなくなったシニアの家を、有効に活用することで、
  家を貸したい方と借りたい方の双方にメリットの生まれる制度です。』
 
  これから、この制度が将来一般化された時、
  対象となる住宅が、「長期優良住宅」ということになり
  「家はもうひとつの貯金箱になる」時代がくるというものでした。
 
  営業に係る内容のセミナーでしたが
  現在、政策によって優遇されている
  「長期優良住宅」の必要性について
  再認識をすることが出来ました。  
 
 
 
 

山口木材市

6月23日 山口木材市
 
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   6月後半の山口木材市に行ってきました。
   午後から行われる後半の市は
   毎回参加業者が少ないのですが
   今回も10社程度の参加しかありませんでした。
 
   梅雨入りしたとはいえ、
   良い天候に恵まれ、順調に競りが進んでいきました。
 
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   今回は、地松の盤木の出展が
   いくつかありました。
 
  購入はしませんでしたが
  巾広の節のない板が
  1枚1000円で落札されました。
 
  このような国産の良い材料が
  適切な値段で売買されていないのは
  残念に思います。
 
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   桧の3mの野地板を2山購入しました。
 
   屋根や外壁の下地として使う予定です。
 
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   桧の3mの無節の鴨居が安くなり、
   買い手がなかったので購入しました。
 
   一部は建具にも使えそうでした。
 
   そのほか、桁や柱材など数点購入しましたが、
   今回も売れ行きは良くなく、
   競りが早めに終わりましたので
   購入したいものはあまり買うことは
   できませんでした。 
 
   深刻な建築業界の不況を
   市に参加すると良く感じます。
   
     
  
   
 
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