気楽な独り言

(有)山野工務店を経営。 国産材を使い、職人の手作りにこだわった家造りをしています。 新築住宅やリフォームなどの事例をご紹介します。 また時々好きな旅行の記事や日々の出来事なども投稿していきます。

省エネ

住宅・建築物 省エネ・省CO2関連支援事業説明会

5月15日  住宅・建築物 省エネ・省CO2関連支援事業説明会

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「住宅・建築物 省エネ・省CO2関連支援事業説明会」
が全国8会場で行われていますが、
福岡会場の説明会に行ってきました。

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福岡会場は、
福岡国際会議場で
行われました。

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住宅・建築物 省エネ・省CO2施策と支援事業の概要、
既存建築物省エネ推進事業について
約1時間に亘って説明を受けました。

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福岡会場の定員は150名。

山口、九州各県から
多くの建築関係者が参加していました。

説明会の内容を少しだけ
ご紹介します。

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補助金などを使って
CO2削減のため、
国を挙げて取り組んでいることを
実感する説明会でした。





電池不要の世界

  ●電池不要の世界
====================================

  昨今、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)の市場が
  全世界で注目を集めております。

  2020年までには260億個のモノがインターネットに接続されるようになり、
  世界のIoT市場は2020年までに3兆400億ドル規模まで
  拡大するといわれております。

  あらゆるものがインターネットにつながることが実現すれば、
  大量の電気が使用されることになります。

  その電源の一つとして現在注目を集めているのが
  私たちの身の回りから電気を「収穫」する技術
  「エネルギー・ハーべスティング」です。

  これは人や家畜の体温、機械の振動や人の運動、
  無線通信の電磁波には微小なエネルギーがあり、
  発生しても捨てられているエネルギーですが、
  それを集めて有効活用しようという技術です。

  東日本大震災を機にエネルギーについて議論が深まるなか、
  このエネルギー・ハーべスティングにかかる期待は大きいとされています。

  配線工事やメンテナンスを必要とせず、
  電池やバッテリーも使用しないため、
  交換・充電作業が必要ないといったメリットがあります。

  震災時などにも役立つとされ、
  数年前から取り組む企業が増えてきております。

  このエネルギー・ハーべスティング技術は
  すでに電池不要の体温で発電する懐中電灯であったり、
  人やクルマが通る際に発生する振動で発電する発電床など、
  色々なところで活用されています。

  また、奈良県葛城市の當麻寺では、電池不要の無線通信技術を用いた
  LED照明システムが使用されています。

  多数の国宝や重要文化財を収蔵するこのお寺では、
  従来の照明器具では設備に穴をあけたり、
  配線があったりと美観を損なっていました。

  この電池不要の照明システムは、スイッチを押す圧力で発電を行い、
  無線で照明をオン/オフするシステムですので、
  設備保護と美観が維持できるということから、注目を集めています。

  最近では、エネルギー・ハーべスティングに関連する国際会議も
  世界各地で開催され、エネルギー・ハーべスティングを採用する国々が
  増加することが確実視されています。

  2010年では6億ドルの市場規模でしたが、
  2018年には市場規模が51億ドルに達するとの見込みです。

  この数字は発電機器のみの売上ですので、
  エネルギーハーベスティング技術を組み込んだ製品の売上は数兆円、
  さらに、そのような製品を活用したサービスの市場は
  数十兆円に達すると予想されます。

  同分野では欧米のベンチャー企業が先行しており、
  日本は遅れをとっています。

  ただ、きめ細かい需要に合わせた部品の開発は
  日本企業が得意とする分野ですので、
  日本の「ものづくり力」を発揮できるチャンスだと
  いえるのではないのでしょうか。

  (アルフィックス日報)

真に有望な再生可能エネルギー

 ●真に有望な再生可能エネルギー
====================================

  東北大地震を契機とする原子力発電所の稼動減少により、
  我が国のベース電源は火力頼みとなり、
  原料である原油等の高騰も相まって
  相当の国民所得が流出したのは記憶に新しい事かと思います。

  それを受けいわゆるFIT(固定価格買取制度)により
  太陽光発電の大幅な普及が試みられましたが、
  太陽光発電がベース電源となるには不安な点が多く、
  その流れも下火になりつつあります。

  そのような中、一部専門家の間で
  日本のエネルギー事情を大きく改善しうる
  救世主の存在が示されています。

  それは皆様もよくご存知の水力発電です。

  水力発電も再生可能エネルギーに分類されますが、
  再生可能エネルギーは
  現状全電力の12.2%を占める(水力は約9%)に過ぎず、
  資源の乏しい我が国にとって
  この比率を上げることが喫緊の課題となっています。

  しかし、ベース電源を考える上で多くの再生可能エネルギーが
  致命的欠点を抱えているのです。

  というのは、一般に広く認知されていませんが、
  電力の「供給量」は「需要量」に対応したものでなければならず、
  つまり供給量が「過剰」「過小」いずれの場合にも
  電力システムがダウンしてしまう恐れがあるのです。

  電力会社は実際のところ日夜「需要量」をモニタリングし
  「供給量」を常に増減させて調整しているわけで、
  その点で風力、太陽光といった自然現象任せの電源は
  いわゆるベース電源には不適切である、ということなのです。

  その欠点を持たず、ベース電源としての
  再生可能エネルギーとなり得るのが「水力発電」です。

  このことに関して元国土交通省の河川局長であり、
  「水力発電が日本を救う」の著者である竹村公太郎氏は
  「ダムを増やすのではなく既存ダムの潜在能力を開放することで
  現在の2~3倍の水力発電量を確保することができる」と断言します。

  氏によれば「特定多目的ダム法」という古い法律の縛りにより、
  現在の多くのダムでは水が半分しかたまっておらず、
  位置エネルギーを利用する水力発電の力は
  十分に発揮されていないそうです。

  加えてダムのかさ上げ、中小ダムの発電利用などを進めれば
  さらに発電量を増強でき、
  最終的に日本のダムの潜在的な発電能力を引き出せば、
  日本の総電力供給量に対する割合を30%まで高めることが
  可能であると述べています。

  もし、この話が実現すればベース電源に使える
  再生可能エネルギーが増強されることで
  エネルギー安全保障に一役買い、
  また発電のための資源輸入を減らすことにより
  国民所得の海外への流出を防ぎデフレ脱却にも一役買うという
  まさに一石二鳥の策となりそうです。

  そこまで見通せば実は「ムダなダム」など無い、
  ということかもしれません。

  (アルフィックス日報)

卵が先!!    

  ●卵が先!!    
====================================

  現在、鳥取県に住む二人の女子高専生の研究が
  世界中で注目されております。

  その研究とは「卵の膜」を使用して、
  燃料電池のコストを低減することです。

  燃料電池は水の電気分解と逆の仕組みで、
  水素と酸素を化学反応させて発電する装置で、
  二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーとして注目されています。

  その燃料電池を構成する上で重要な電解質膜に
  「卵の膜」を使おうというわけです。

  これまで、卵殻膜やタマネギの皮は、酸素を通し、
  細菌を通さないフィルター機能があり、
  色素液に漬けると色素を吸い上げることまでは確認されていました。

  そこで二人は、発電に必要な「電解質膜」をタマネギの皮やサツマイモの皮、
  卵殻膜など、従来廃棄される天然物質での代用についての研究を始めます。

  最終的には耐熱性の高い卵殻膜を使用することに決まりますが、
  ここからが大変です。

  最も試行錯誤を繰り返したのが、
  燃料電池で生まれる電気の通電性を高めることだったそうです。

  この問題は、卵殻膜に塩化白金酸溶液を染み込ませることで
  高い通電性が発生することを発見することができ、
  その結果、燃料電池に応用することに至ったのです。

  実際のコスト比較ですが、従来の電解質膜に使用される
  石油由来の素材「ナフィオン」の膜だと、3cm四方で1枚約800円です。

  対して、卵殻膜は同サイズで14.4円と55分の1以下に
  コストを抑えることが可能になります。

  さらに、卵殻膜に塩化白金酸溶液を染み込ませる経過を、
  塩化白金酸溶液より安価な塩化鉄溶液を用いることで、
  同サイズで0.9円とさらなるコストダウンも可能になるそうです。

  また、電解質膜の廃棄時も、ナフィオン材と比べて
  環境面への悪影響を大幅に低減できることは言うまでもありません。

  ただ、実用化への最大の課題は燃料電池の出力です。

  現在、ナフィオン膜の発電が1平方cmあたり10kWに対し、
  卵殻膜は約10分の1程度に留まってしまいます。

  こうした課題はあるものの、本来ゴミになる卵殻膜のリサイクルは、
  大手食品メーカーも支援しています。

  さらに、今月14日に米国で開かれた国際学生科学技術フェアでも入賞を果たし、
  世界的にも注目される技術となっています。

  燃料電池は、日本の国家戦略として位置づけられる水素社会の実現に
  大きく関わる分野ですので、今後の研究からも目が離せません。

  (アルフィックス日報)

YKK 省エネ基準講習会

2月26日  YKK 省エネ基準講習会

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YKK APが全国で開催している、

国土交通省の採択事業
中小工務店向けの「省エネ基準講習会」が
山口市のセミナーパークで行われ、
先月行われたLIXILの同様のセミナーに続き
出席してきました。

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山口県内の建築会社や工務店から
約80名の参加がありました。

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2020年から義務化になる
平成25年省エネ基準についての概略や
YKK,アキレス、ダイキンといった
メーカーからの適合商品の説明などを聴き
いろいろと学ぶことができました。



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