●「ストレートネック」
最近、「ながらスマホ」や「歩きスマホ」という言葉を
良く耳にされませんでしょうか。
スマートフォンを操作しながらの歩行による転倒や事故が
スマートフォンの普及に伴って増加し、
今や社会問題になっています。
そもそもスマートフォンが普及し始めたのは2010年頃からで、
当時は携帯所有者全体の10%弱ほどでしたが、
現在は約50%と二人に一人が
スマートフォンを利用している状況です。
電話やメールはもちろんのこと、
簡単にインターネットに接続できるようになったため、
長時間携帯を操作する人が急激に増え、
「ストレートネック」を患う人が年々増えてきているそうです。
ストレートネックは長時間前かがみとなり
ストレートネックは長時間前かがみとなり
姿勢の悪い状態でスマートフォンを利用することにより、
首が直線状になり、首や頭の痛み、
肩こりをも引き起こす症状です。
本来人間の首は少し湾曲した構造をしており、
約5キロある頭を支える役目になっていますが、
ストレートネックになると通常より前に
頭が突き出ている状態となるため首への負担が増します。
頚椎への負担が積み重なっていくと
首や頭、肩の痛みとなり身体に表れてきます。
首や頭、肩の痛みとなり身体に表れてきます。
今までは仕事でパソコンを長時間使用する人が
比較的多くこの症状を患っていましたが、
食事中や移動中など今まで前かがみにならなかった
時間さえも姿勢が悪い状況が続くようになってしまい、
スマートフォンは持ち運びが便利で
インターネットを簡単に利用できるというメリットを持つ一方で、
現代人の身体を蝕んでいるというデメリットがあるのも事実です。
また、日本だけでなく、韓国でも同様の問題が起きています。
また、日本だけでなく、韓国でも同様の問題が起きています。
韓国は日本よりもスマートフォンの普及率が高く、
ストレートネックの患者数は2007年時点で
約57万人だったものが4年で約21万人も増え、
特にスマートフォンを頻繁に利用する20代を中心に
患者数が増加しているそうです。
すでにストレートネックになってしまった方、
すでにストレートネックになってしまった方、
また、まだ症状は無いけれど仕事上
パソコンやスマートフォンの使用で
前かがみになってしまう時間が多い方は
睡眠前などに仰向けの状態でバスタオルを丸めたものを
睡眠前などに仰向けの状態でバスタオルを丸めたものを
首の下に敷き、湾曲になる癖を付けると症状が軽減、
またはストレートネックになりにくくなるそうです。
その他としては入浴で身体全体の血行を良くし、
首にホットタオルを当て患部の血行を促進させるなど
自然治癒で十分効果が得られるそうなので
肩こりが中々治らない方、首を動かすと痛みを感じる方は
一度試されてみてはいかがでしょうか。
(アルフィックス日報)